2009年03月12日

『ボトルネック』 米澤穂信

ボトルネック ボトルネック


自分がいない世界では、何が変わっているだろうか?

そんなIFの世界に入り込んだ主人公が、
自分の世界では生まれず、IFの世界で自分の代わりに生きている姉と共に、
元の世界へ帰るための方法を探しながらも、
自分の世界と自分のいない世界との違いに気づいていく、間違い探しの物語。

青春小説独有の青臭さと孤独感が、淡々と語られながら、
次第に、どうしようもない残酷な事実が突き付けられる。
自分自身がボトルネックだったという。
自分という存在を、根底から揺さぶられる物語は、すごい痛みが伴った。

東尋坊から始まる物語は、普通の青春小説のような、
眩しさこそないが、淡く、儚い。

懐かしくなんかない。爽やかでもない。
若さとは、かくも冷徹に痛ましい。
ただ美しく清々しい青春など、どこにもありはしない――。
このキャッチコピーが、作品の雰囲気を物語っていた。





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『夢の中まで左足』 名波 浩 増島 みどり

名波浩 夢の中まで左足 夢の中まで左足

移動中の新幹線で、
足置きを使いながら眠ってしまったことがある。
気がつくと、ものすごい勢いで、
ガツンと足置きを蹴り上げてるんだ。
イテテテ、と言うほど痛くて擦りむいていたんだけれど、
そのとき、本当に笑ったよ。
だって、夢の中まで左足で蹴っていたんだから。


現在、トータス松本の「oh my radio」を聞きながら書いている。
リスナーから、新しい仕事場でのアドバイスというメールに
とにかく情熱を持てと熱っぽい口調で語っているのが印象的だった。
その情熱という言葉が似合いそうもない、クールなレフティと、
僕の中では混じり合っていくかのよう。

名波浩の現役最後の1年に書かれたコラムを集めて作られたこの本。
名波の関連本で、過去に読んだ、
『泥まみれのナンバー10』『NANAMI 終わりなき旅』
と比べたら、ややインパクトに欠けた内容だったけど、
最後の1年の心境、これまでの記憶を語っているだけに、
どうにも感慨深いものがある。
高校からコンビを組んでいた「藤田俊哉」
代表でボランチを形成した「山口素弘」
交流深く、どちらもお互いのファンというミスチルの「桜井和寿」
この3人との対談のオマケもついている。

読み終わったら、情熱を燃やしつくしてスパイクを置けたのだと思えた。
とにかくサッカーにこだわり続けた。
サッカーが上手いとか、下手とか、そういうこだわりもあるだろうけど、
純粋に自分の目指すサッカーへ突き進んだ。
それが出ているのが、
一番最初に書いた夢の中まで左足というエピソードであったり、
何が何でも左足という、本の中で出てきた言葉だと思う。
足りないものを探しに行くというイタリア行きの言葉、
イタリアから帰ってきて、意地を見せMVPに輝いたアジア杯、
そこで出た、パスタをくいに行ってわけではないという言葉。
まあ、言葉よりプレイが物語っている。
でももう真剣勝負での名波のプレイは見れないのは寂しい。

と語っていたら、トータスの「oh my radio」も
あと2回で最終回ということに。
やはり、始まりがあるものはやがて終わる。
幸運なことに僕は、名波は好きだけど、
ジュビロ磐田というチームが、今はアレでコレでソレだけど、
やっぱり好きなわけで、ジュビロのサッカーは続いていく。
とりあえずのところ。

そして名波は、ジュビロ磐田というチームが好きと断言している。
今もアドバイザーとしてジュビロに関わっている。
これはファンとしては、とても嬉しい言葉。
いつかまた緑にピッチで。
左足の放物線は見れないかもしれないが、指導者として。
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2009年03月11日

「告白」 チャットモンチー

告白  告白

現実世界が大変すぎてネット世界に入り込む隙間がなかったですkakasiです。
つまりはパソコンとバイバイしてました。…っが、
ここにきてヤマダ電気様でオニューパソコンをゲットしてきたので、
風向きがどうやら変わってきそう!
NECのLaVie LL750/S赤いパソコンをお買い上げ。
数日前下見に行って、その時の店員さんが僕を覚えていてくれたようで、
前回に引き続き色々アドバイスくれて満足なお買い上げ。
僕もそんな店員さんになりたいですよ。よく客を覚えていられるな。
と、思いきや自分もつい最近同じようなことを店員側としてやって
そのお客さんが、お礼しに来てくれてました。
お客さん!中国行き気をつけて!

そしてそのパソコンは5年間保証がついて、
146790円にが32154円分のポイントがついて、
そいつを使いこのアルバムと、なかなか高価なヘッドホンを買い、
ご機嫌なので、久しぶりALBUMカテゴリ復活。
前回が2007年10月の斉藤和義で「I LOVE ME」
約1年半ぶり。その間も何十枚とアルバム買ってましたがね。

チャットモンチーは1作目「耳鳴り」にヒリヒリとした乙女心が、
男の心にもビリビリときた名盤で、
2作目「生命力」はバラエティに飛んでポップとロックがいい感じで、
この3作目「告白」はこれまで以上に、
スリーピースからなるギター・ベース・ドラムが、暴れまくりながら、
1作目のヒリヒリさと2作目のポップ感が合体したような出来だった。

1、2作目の切なくて折れそうな感じが薄れ、
どっしりと女子としうより女のロックを聞かせてくれました。
でも、時折感じるその刹那的な女子的な部分がまたいい。
基本的に音楽関係から疎くなっているのでシングル曲なんかも
ほとんど聞いたことがなかったが、シングル曲がいい。

特に4曲目の「染まるよ」これはもう名曲。
生音がゆっくり近づいてきながらメロウに聞かせ、
その後だんだん高揚していくメロディとたばこをキーに展開する歌詞が、
切なく、痛く、鋭く、まるで少女の持つナイフのよう。
ぷかぷかぷかという擬音さえも痛みを感じ得ない。
ボーカルの声が響き、楽器音と交じり楽曲を染めあげる。
ノックアウトで、完全にチャット色に染め上げられた。

他もキュートでポップながらロックな、
チャットモンチー全快な「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」「風吹けば恋」

刹那的な歌詞と泣きのギターがうねる「CAT WALK」

ぶっ飛んだメロディ七色変化な「ハイビスカスは冬に咲く」

これこそアルバム曲な、箸休めでいて意欲的な
「長い目で見て」「LOVE is SOUP」

「生命力」の「ミカヅキ」にあたるかのような、
締めのなんとも言えない気分になる「やさしさ」

そこかしこそでチャットモンチーの集大成と、
このアルバムのことを聞くけど、まさにそれで、
今のチャットモンチーのベストを聞かせてくれたと思う。
もちろん次には次のチャットモンチーのベストを聞かせてくれると
早くも期待せずにいられない。そんなアルバムだった。


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2009年02月28日

住所パワー

最近実家に里帰りして、気持ちは上向きkakasiです。
相変わらずブログが停滞してますが、やっぱり本は読んでます。
たぶん、5、6冊はたまっていると思う……

地元帰りをして、色々遊び周り満喫してた僕ですが、
最近あるサイトを見つけ驚愕、マジかよって展開です。
その名も「住所パワー」

検索した住所の半径1.5km以内の施設で住所パワーを測定だそうです。
数値が高いほど、都会というか便利な場所ということのよう。
ちなみに東京都渋谷区渋谷1-1-1で調べると4887pt。

さっそく静岡の地元住所を調べてみると……

224pt……?

判定:ド田舎クラス


自分で田舎言うのはいいけど、言われると腹立つなコノヤロー。

細かいデータを拾うと

飲食店 1件 73m
美容室 0件 m
銀行 0件 m
書店 0件 m
デパート 0件 m
コンビニ 0件 m
映画館 0件 m
老人福祉施設 0件 m
施設名 件数 最短距離
スーパー 0件 m
レジャー施設 0件 m
レンタルビデオ 0件 m
保育園・幼稚園 1件 704m
駅 0件 m
ラブホテル 0件 m
風俗 0件 m
宗教施設(測定対象外) 0件 m


見事に何もねえ。何も言えねえ。
飲食店って、小さい居酒屋だけだしよ。

でも、田舎では移動手段は車なわけですし、
半径1.5kmでは大した結果もでないし、
住みにくいってわけでもないと思うというか、強がる。
データには反映されなかったけど、小さい店もまあまああるしさ。
あとは山と畑しかないがね。
posted by kakasi at 01:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月15日

『鬼のすべて』 鯨統一郎

鬼のすべて (光文社文庫)  鬼のすべて

鯨さんの作品といえば、ブッ飛んでいるが、
その独自の解釈から織り成す歴史の解釈が、たまらなく面白く、
どこか信じてしまいたくなるものばかり。
これまで読んできたものは、上記のような、
独自の歴史解釈を生かすための話の組み立て、
つまり、小説として物語を生かす、キャラクターを生かすより、
その歴史解釈のためのお膳立てのための小説というイメージが強かった。
しかし今回は、表紙から想像もできない本格ミステリーになっている。
ただし、本格ミステリー風味だったのだけど。
やっぱり、本命となっているのは鬼であり、
歴史というより、民間伝承の謎解き。やっぱり、鯨さんだな。

刑事の渡辺みさとは、友人の若江世衣子の死体を発見する。
それはあたかも鬼に見立てられた死体だった。
直後、鬼と名乗る犯人から犯行声明文が送られてきた。
「日本から鬼を消す」という言葉を残し
警視庁を去った男・ハルアキとともに、
みさとは鬼の正体を追う。

少しオカルト染みているが、あらすじだけは普通のミステリー。
事件の謎と共に、民間伝承上の鬼という概念の謎を追っていく。
二つの謎が、しだいに交差する様は、若干力業であるけども、
鬼に関するその解釈は、聞いたことがなくもないが、
その消し方、伝染の仕方というものが、鯨さんらしいな〜と。



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2009年02月14日

『ほんわか! 本についてわからないこと、ねほりはほり!』北尾トロ

ほんわか! 本についてわからないこと、ねほりはほり!(MF文庫ダ・ヴィンチ) (MF文庫ダ・ヴィンチ)ほんわか! 本についてわからないこと、ねほりはほり!

バレンタインの真昼間にブログです。
そこのところは、お察し下さい。
まあ僕は、好きな本のことを語っているから幸せです…と、精一杯の強がり。
さすがこんな日に、どっか行こうとも思えないし、
ブログが完全停滞気味なので、久しぶりに。

ダ・ヴィンチで連載されている北尾さんの、ルポルタージュ。
本好きの血が騒いでしょうがないかのよう。
この人は、本好きならわかるわかるの本好き。読んでいて感じる。
それが特別すごいってわけじゃなく、普通なのだ。
本好きなら、本当によくわかる普通の人だ。
ただ違うのは、その行動力。
本の疑問を、本への興味心までは、ごく普通なのだが、
その後、それをとりあえず体を張って調べてしまうことに、
この本の魅力が、凝縮されている。

170本もの連載から厳選して収録されているだけに、
どれもこれも、面白い。
読書好きはモテるのか?
どうしても欲しい絶版本をどうやって手に入れるかといった、
よくありがちな事柄から、
処分された本の末路はどうなるのか?
車内吊り広告はなぜ乗客の目をクギ付けにするのか!?
といったマニアックなものまで。
処分された本……はあまりマニアックでもないかもしれないが、
それを読んでみると、ゴミ捨て場に捨てた本が、
回収車に持っていかれる前に、持ち帰られるかなんて書いている。
そういえば、僕も捨てられるはずの本をよく救済していたものだ。
特に小学校の頃といえば、廃品回収の時にどんな掘り出しものに会えるか楽しみだった。
その頃は、小説はほとんど読んでいなかったので、もっぱら漫画。
近所のおじさんが、
「ゴミにしようかと思ってたけど、欲しいか?」
と渡してくれた、スラムダンクやH2。いい思い出。

他にも本まわりの謎に関する調査は、どれも面白い。
真面目でいえて、不真面目でもいるが、その過程が逸品。
中には、震災後の神戸における本の価値といった笑えるだけでないものから、
もはや、本とほとんど関係がないが、
歩き関する本が増えている中、
お通路が流行っているということで、お通路を実際してみましたなことまで。
読んでいるだけじゃまだまだだ。
書を捨てよ、町へ出よう。
そんな言葉が浮かんでくる一冊だった。


posted by kakasi at 14:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「か行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

『EDEN ―It' s an Endless World』 遠藤浩輝

EDEN 1―It’s an Endless World (1) (アフタヌーンKC) EDEN 18―It’s an Endless World (18) (アフタヌーンKC)

それでも世界は終わらない―

人間は罪深い存在なのか。
世界は残酷なのか。
だとしたら、僕らの楽園はどこにあるのか。
ただ一つわかっていることは、例え僕が死んでも世界は続いていく。

そのような生きることへの禅問答みたいなことをした時期が、
誰しもあるんじゃないだろうか。
「EDEN」は、言ってしまえばまさにそのような、
とても青臭い思いを抱いていたあの頃。
そう、いつの間にか忘れ去ることになる時代への、
追悼であり、オマージュであり、パロディであり、インスパイアでトリビュート。
そして、あの頃へのレクイエムであり、
そこから未来へ向かって、弱弱しくも一歩を踏み出す道標のような作品だった。
その先に希望が無くても、生きているのだから。
作者も言っているが、内容はまさにエヴァンゲリオンを彷彿させる。
人が溶け合うかのように、吸収される
コロイドという存在には、あの赤い海を。
特に、最終回での、え?コレで終わりなところまでも。
結局のところ作者の感情が、作品からさえこぼれ落ちているようだ。
たぶん、最初思い描いていた方向へは進んだのだろうが、
あらゆるところが抜けてしまい、消化不良。
エンターテイメントではなく、自分の為の物語といったところか。
だけど、共感してしまう面がちょこちょこ出て来るだけに、
最後まで付き合ってしまった。

様々な社会問題を含ませながら、神話、宗教、科学と
多くの事例を展開されるこの物語は、
主人公の少年の成長譚であり、転落であり、
目まぐるしく語り部の変わることで、
多くに散らばってしまったカケラを眺めているようだった。
主要と思われる人物も、次々に残酷にも死んでしまいうという
無駄な死を眺めながら、世界を作った神様の気持ちを考える。
神様は気が狂いながらも、私達を愛しているんだから
漫画の中にあったこの言葉が鮮明に浮かぶ。

第1話で小さな島で育った主人公の少年エノアは、やがて大人に変わる。
2話からは、その少年の子供エリヤが主役を引き継いでいく。
だけど、エリヤはやがて壊れてしまう。
様々な世界の残酷さを目の辺りにして。

そして話は再び、エノアに移って行く。
彼は1話で語った。罪を背負うのは僕の役目だからと。
上の左の画像は1巻の表紙だが、
それはエノアとやがてエリヤの母となるハナの幼い頃になっている。
中央の機械は、ケルビムというエノアが子供の頃から付き添ったロボット。
ちなみにこのケルビムは、後にエリヤへと引き継がれる。
最終巻の18巻では、大人になったエノアと、子供のままのハナの姿。
そし中央には、やはりケルビムが。
エノアから始まった物語は、エリヤへと移り、
そしてまたエノアによって幕を閉じられる。
物語の最初の舞台だった島へと、エノアとハナは還っていく。
下の世代のものは、上の世代が築いていったものを、
どうあれども背負って生きていかなければいけないが、
それを清算すべきは、やはり上の世代だったんだろう。
ハッピーエンドにはほど遠く、楽園も遥か彼方。
人の思いは届かない。神様は相変わらず狂っている。
どうあれども、世界はそれでも終わらない。



posted by kakasi at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月02日

『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』

赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。 (MF文庫ダ・ヴィンチ)赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。

『天才バカボン』『おそ松くん』『もーれつア太郎』
再放送だったか、リメイクだったがわからないが、
幼い頃、夢中になったアニメだった。
今は無くなってしまったが、高校の時まで、
「おそ松音頭」が入っていたカセットテープを持ってました。
改めて、赤塚不二夫先生にご冥福をお祈りいたします。

この本は、そんな赤塚不二夫、
在りし日の頃の対談を書き起こしたものになっている。

タモリ、北野武、松本人志、立川談志、
荒木経惟(アラーキー)ダニエル・カール、柳美里
その対談相手は、そうそうたる面々。

師弟の関係だった立川談志、お笑いについて語る松本人志の話が、
とても印象的だった。
赤塚さんはガンにより、相当体調を崩しており、
もはや死期を悟っているかのよう。
だからなのか、その一言に強烈な輝きが感じられる。
逆にダニエル・カールとの話は、愚痴みたい。
赤塚さんが亡くなった今、こうして読むと自序伝のようだ。

やはり、一番注目すべきところはタモリとの対談。
タモリこと森田一義から、赤塚不二夫への弔辞は、
二人の目に見えない、歪だけど確かな絆が感じられた。
この対談でも、二人の思い出話は尽きない。
私もあなたの数多くの作品の一つです
あれを聞いた後に読むと、
なんだか、とても切ない気持ちになる。

漫画家が死んでも、その人の作品は生き続けると聞いたことがある。
サークルKでは、いまだにチビ太のおでんが売ってるし、
僕もバカボンのキャラが乗っているトランクスを持ってたりする。

これでいいのだ!
そうやって今も赤塚さんが、笑っていてくれるといいなと本当に思う。
posted by kakasi at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書「その他」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『QED 神器封殺』  高田崇史

 (講談社ノベルス) QED 神器封殺

QEDと同タイトルの漫画がドラマ化ということ。
高校時代、友達が学校に持ってきていたのを読んでました。
それから、一切触れてなかったので、懐かしい。
こちらのQEDシリーズを読むのも久しぶりで懐かしい。
そして、こちらのブログも久しぶり。
ああ……なにもかもが懐かしい。

本当にお久しぶり。
1月は、毎日が本当に慌しくて、疲れて果て、
あいた時間は、付き合いとかがあって、
たまの休みは夕方まで寝てるのが普通の日々。
でも、本は読んでました。
記事にしよう、記事にしようと思いながらも、
なんだかんだ、出来ずに過ぎていく毎日で、
ようやくと思ったら、1月は終わってる……
働き始めると、本当に毎日があっという間。いや、ホントに。
今年からの新社会人の皆様、頑張って下さい。

と長い前フリから、たぶん前の記事上げての最初に読み終えた本が、
主人公たちが、様々な事件に巻き込まれながら、
古代の歴史ミステリーをも解明していくスタイルなQEDシリーズ。
歴史オタクで変人な桑原祟が主役で、
語り部は祟の大学時代の同級生で現在は看護士の女性。
最初の巻から、この二人の一行に進みそうで進まない恋愛と、
行く先々で巻き込まれる事件、そして密接する歴史の謎。
お決まりのスタイルで進みながらも、
今までに登場しなかった、祟に劣らない歴史オタクというか、
そうとうな知識を持った人物が現れ、ライバル的存在が出現。
2人の歴史知識披露も、今までになく新鮮で面白かった。
両者とも一般人には、まったく知らない、想像しない、
歴史の謎への見解が、また一つ歴史に対しての新しい見方を発見させられる。

今回は、日本人なら多くの人が知っている三種の神器が取り扱われている。
「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」「草薙剣」
これらの由来、歴史、現在などや、
その他にも、日本古来の歴史読本としての内容が面白い。
実際の事件に対するミステリーの部分は、
いつものように、本筋だけどオマケ的な価値になってるのだけど、
その分、歴史に対するミステリーわかりやすくなっていると思う。
そこがないと、単なる論文で終わるのだから。

あと、こういう小説には珍しい袋とじが設けられていた。
これは、なかなかに大きな謎だな〜
想像するだけでロマンが膨らむ。
posted by kakasi at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「た行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月02日

私的読書ランキング2008

今年は、本を読んだような、読まなかったような。
これまで図書館という心強い見方がいたけど、
引越しのため、図書館離れをしてほとんど新作を読んでない。
でも、ブログもこんなに続いて、
このランキングも恒例になってるので、今年もやりました。
映画ランキングはダメダメだけどな〜
映画は、今年もさっぱり見れなかった。

さておき、ランキング対象は2008年に読んだ、初読の本のみです。
でも、販売が2008年前のものも含めます。
読んだ本数は84冊。以外と多く読んでいた。

取り合えず、2008年に読んだ本リストです。


1月
『新編日本の面影』ラフカディオ・ハーン
『陰摩羅鬼の瑕』 京極夏彦
『空飛ぶ馬』 北村薫
『ピーターパン・エンドロール』 日日日
『新・世界の七不思議』 鯨 統一郎

2月
『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』 乙一
『らくだこぶ書房21世紀古書目録』 クラフト・エヴィング商會
『夜の蝉』 北村薫
『ブギーポップ・クエスチョン沈黙ピラミッド 』上遠野浩平
『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎
『戦国武将 最強は誰だ?』

3月
『秋の花』 北村薫
『六の宮の姫君』 北村薫
『あやし』 宮部みゆき
『空からやってきた魚』 アーサー・ビナード
『もものかんづめ』 さくらももこ
『HEARTBLUE』 小路幸也
『図書館革命』 有川浩
『病とフットボール―エコノミークラス症候群との闘い』 高原直泰
『異邦人』 カミュ
『インシテミル』 米澤穂信
『カレンダーボーイ』 小路幸也
『ビョークの世界』 イアン・ギティンス
『風に吹かれている場合じゃない』 黒田としひろ
『スキップ』 北村薫
『空の中』 有川浩
『ターン』 北村薫
『ジーコ備忘録 (FOOTBALL Nippon Books)』 ジーコ
『凶鳥の如き忌むもの 』 三津田信三
『永遠の出口』  森 絵都
『愛煙家にもいわせて!』 藤田美紀
『人類は衰退しました』 田中ロミオ
『人類は衰退しました A』 田中ロミオ

4月
『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信
『首無の如き祟るもの』 三津田信三
『犬はどこだ』 米澤穂信
『リセット』 北村薫

5月
『桃太郎話 みんな違って面白い』 岡山デジタルミュージアム
『山魔の如き嗤うもの』 三津田信三
『夏期限定トロピカルパフェ事件』 米澤穂信
『書を捨てよ、町へ出よう』 寺山修司
『人類は衰退しました B』 田中ロミオ
『未来学―リスクを回避し、未来を変えるための考え方』 根本昌彦

6月
『カンバセイション・ピース』 保坂和志 
『暗黒童話』 乙一
『東京奇譚集』 村上春樹
『おおきくなりません』 白倉由美
『やっぱりおおきくなりません』 白倉由美
『朝霧』 北村薫
『思考の整理学』 外山滋比古
『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』 木村元彦
『月が100回沈めば』 式田ティエン

7月
『恥辱 SKAM』 カーリン・アルヴテーゲン
『リプレイ』 ケン・グリムウッド
『クラインの壷』 岡嶋二人

8月
『メドゥサ、鏡をごらん』 井上夢人
『なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか?』 岸本裕紀子
『青空の卵』 坂木司

9月
『忌館―ホラー作家の棲む家』 三津田信三
『禍家』 三津田信三
『ロスト・ストーリー』 伊藤たかみ

10月
『ヴァルプルギスの後悔 Fire1』 上遠野浩平
『神様のパズル』 機本伸司
『タイムスリップ森鴎外』 鯨 統一郎
『モダンタイムス』 伊坂幸太郎
『タイムスリップ明治維新』 鯨 統一郎
『三四郎はそれから門を出た』 三浦しをん
『スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン』 小路幸也
『タイムスリップ釈迦如来』 鯨 統一郎
『邪馬台国はどこですか? 』 鯨 統一郎

11月
『つむじ風食堂の夜』 吉田篤弘
『氷菓』 米澤穂信
『愚者のエンドロール』 米澤穂信
『クドリャフカの順番』 米澤穂信
『美女と竹林』 森見登美彦
『99%の誘拐』 岡嶋二人
『坂口安吾(ちくま日本文学)』 坂口安吾

12月
『リピート』 乾くるみ
『そして扉は閉ざされた』 岡嶋二人
『遠まわりする雛』 米澤穂信
『輪違屋糸里 上・下』 浅田次郎
『悩む力』 姜尚中
『天孫降臨/日本古代史の闇―神武の驚くべき正体』 コンノケンイチ

というこてでランキングです。


10位『リプレイ』 ケン・グリムウッド

タイムリープ作品の代表作で、日本ではドラマ
「君といた未来のために」の原作。
長い、長い時間の旅と人の絆の書き方が、傑作。


9位『クラインの壷』 岡嶋二人

現実と仮想現実の境界線があやふやになるねじれた世界観。
物語にのめり込むほど、ラストの衝撃が。
岡嶋二人の最後の作品。


8位『クドリャフカの順番』 米澤穂信

古典部シリーズの第三弾。
文化祭の華やかな描き方と、その裏側にあったミステリーが絶品。
というかそのミステリーが本編。4方向からの事件の視点がうれしい。


7位『タイムスリップ森鴎外』 鯨 統一郎

これは、もう設定勝ち。
現代に降り立った、文豪森鴎外の冒険。
文章力はキープ力。カタルシスはゴール力。文と学の物語。


6位『恥辱 SKAM』 カーリン・アルヴテーゲン

過去に囚われた二人の女性の視点で描かれるサイコサスペンス。
海外の作家さんで、いい文章書きます。翻訳も読みやすくていい。
特に何も事件性は無いが、スリリング。


5位『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎

エンターテイメント大・大・大脱走劇。
細いが確かな絆の糸を手繰り寄せて、街を駆け抜ける。
面白さストーレトでいて、複線が散りばめられた快楽作品。

4位『山魔の如き嗤うもの』 三津田信三

刀城言耶シリーズ4作目。
シリーズ中で、一番ホラーとミステリーのバランスが取れていたと思う。
事件解決のカタルシスは圧巻。だが、それでも残るおどろおどろしさがまたいい。


3位『モダンタイムス』 伊坂幸太郎

合言葉は、勇気はあるか?
同作者の作品『魔王』を読んでいるとなおさら面白い。
大きな権力に立ち向かっていく勇気の物語。漫画的だ。


2位『夜の蝉』 北村薫

円紫さんと私シリーズの第2作目。
優しい空間と、ちょっとの悪意。
私の成長物語であり、日常の謎。この物語の空気感がたまらない。


1位『六の宮の姫君』 北村薫

円紫さんと私シリーズの第4作目は、
私の探偵物語で、私の人生の門出。
芥川の六の宮の姫君を巡る物語は、想像の世界を超えていく。
繋がっていく、過去か現代へ、そして未来へと。
読んでいて心地の良い、新たな門出への物語だった。



ということです。
北村薫にはまった1年というところかな。
円紫さんと私シリーズは、みごとにツボで、
その日常の謎という系譜に繋がる米澤穂信作品も良く読みました。
今年も多くの楽しい本と出会いたい。







あけましておめでとう

明けまして2日目。
改めまして、あけましておめでとうございます。

2008年は、試練の年だった。
楽しいこともあったけど、辛いことも一杯あった。
でも、長い目で見れば、きっと自分に必要な期間だったと思う。
色々な意味で忘れられない年になった。
大学生から社会人へと。
うんたらかんたら……と語るのは野暮ってもので、
めでたい、めでたいなと。
新年は、良い感じで過ごしたい。

そしてブログも続けるつもりです。
相変わらず、更新しないブログですが。
今後とも、よろしくお願いいたします。


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2008年12月30日

『天孫降臨/日本古代史の闇―神武の驚くべき正体』 コンノケンイチ

天孫降臨/日本古代史の闇―神武の驚くべき正体 (5次元文庫)  天孫降臨/日本古代史の闇―神武の驚くべき正体

な、なんだってー!

本の内容から、そんな某漫画の決まり文句が浮かんでくる……

いわゆる歴史解明な、夢か真実か幻かなあやふやな話だった。
でも妙な説得力があるので、信じるのに値しないが、
心の片隅にでも置いておきたい、そんな空想理論。
読んでいてわかるが、著者は大真面目に書いているし、
色々裏づけも取っているが、ところどころテンションに流されている気がする。
持論の矛盾が出てくると、多少の誤差はとか言い出すし……
あと、ちょっと無理がありすぎるこじつけが。
これが事実なら、そりゃテンション上がるだろうし、しょうがないか。
狂信的に無知なる人々をズバズバ切り裂いてくるような語り口で、
読んでいて、ぞくぞくしたのも事実。
小説や漫画にして歴史解明ミステリーみたいにすると面白そう。
それこそM○Rで。
歴史解明でいえば、ちょっと前のだけどイリヤイッドが面白い。

と、内容に触れると本当に怪我しそうな内容だった。
タイトルと全然関係なくはないけど、
はっきりいってタイトル全然違うじゃんみたいな話ばかりで、
オカルティックでそれこそ、雑誌のムーみたいな。
旧約聖書の神と新約の神は別のものだった。
そして人類には爬虫類系の先祖と哺乳類系の先祖がいて、
その2種の最終決戦がハルマゲドンで、黙示録がウンタラカンタラ……
とても今の僕には理解できない……

理解できないが、歴史というか神話の矛盾や謎をビシビシついてくるのは興味深い。
最近の話では、ファティマの聖母やUFO、宇宙人、ダイアナ妃、ケネディなど。
色々詰め込んであって焦点がぼやけそうだけど、
爬虫類系人類の末裔ということでカバーしてある。
これが本当だったら、人類大パニック。
私は知っているのだという著者の立場が、ちょっと腹だたしかったが、
それが真実かどうかは、もうちょっとでわかる。
著者の主張でいうと2013年前後には、
爬虫類系と哺乳類系との最終戦争が起こるらしい。
ノストラダムスの悲劇再びか?(著者的に予言は9・11を指すらしいが)

あとこの文庫の5次元文庫って何?
posted by kakasi at 00:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「か行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

『悩む力』 姜尚中

悩む力 (集英社新書 444C)  悩む力

悩むってことは人間の特権だと思う。
中には、悩まずバーっと行動する人もいるかもしれないけど、
多かれ少なかれ、悩むことはあるはず。
瞬時に計算するコンピューターと違い悩みから人間臭くて良い!
……と思ってしまうのは、僕が非常に悩む性格だから。
悩んで、悩んで、その果てに突き抜けろというのが本で語られているが、
僕の場合は、悩んで悩んで、忘れちまえなのでいけない。
これは、本当にいけない。
自分のダメな部分だと思う。
悩みごとがあり、また悩みごとが増えて、
悩むことの連発なので、いちいち全部面倒がみきれない。
前の悩みを思い出すと、何であんなに悩んでいたのか不思議になることも多い。
もちろん、昔から今に至るまで悩んでいることもあるが、
なかなか突き抜けるまでは、いかないかなぁ……

当時の僕は、大いに悩んでいたので、自己形成的な本はめったに読まないけど、
めずらしくこういった本を買ってしまった。
というのは、実はこれ2ヶ月ほど前でした買って読んだの。うん、忘れてた。
僕は自分のすぐ悩むくせが嫌い。
それでいて、悩んでいる姿はみせたくない。
悩んでいるふうだけど、そんなに真剣に悩んでないよという態度ばかり取っていて、
それでさらに、本当はこんなに悩んでいるんだと、一人でまた悩む悪循環。
悩むって何だ、悩むとは悪なのかと混乱して、
思わず手に取ったのを覚えている。

結論から言えば、僕の悩みの解消には至らない内容だったけど、
著者の言わんとすることはよくわかる。
そして、それが正しいであろうことも。
正しいのだろうけど、それを読み自分の何かが変わったというとそうでもない。
それは、僕の気概の問題なのだろうけど、
生きることも悩むことも難しいなと思った。
そして明日からもきっとまた悩んでいくんだろうと。
posted by kakasi at 01:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「か行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『輪違屋糸里 上・下』 浅田次郎

輪違屋糸里 上 輪違屋糸里 下

浅田次郎で新撰組といえば、『壬生義士伝』が思い浮かぶ。
その作品では、これでもかという泣きの浅田を思い知らされた。
今回も新撰組が出てくるが、新撰組の周囲にいた女性の視点から描かれた、
男女の悲哀であり、時代の流れであり、生きるということの話。

様々な視点から描かれたこの物語は、感慨深い、
女性と男性との人生感のすれ違いや、
芸妓、商人、武士、百姓とそれぞれの立場からの
生きていくことへの一分みたいなものを感じられた。

三谷幸喜の新撰組大河ドラマでのセリフで印象深い、
誰よりも武士らしくありたいと願った、
武士よりも武士らしくといった言葉が脳裏に浮かぶ。
芸妓には、全てを捨てて芸のために生きるということを感じる。
商人には、店を守りぬくということを。
とにかく色々な立場があり、こうありたいと思う願いがあり、
それぞれの葛藤やしがらみがある。
そういうものを交えながら、男と女の関係が様々に語られている。

これは、僕が男だからだと思うけど、
どうしても男の気持ちの方へとばかり感情移入してしまう。
それぞれの人物が違った方向へと思いを馳せているが、
どれも強く分かる気がする。
恋慕おおいに結構だが、やはり男の生き様が目を見張る。
特に芹沢鴨への多くの視点から語れるその人間性は、
どれもこれもが違っているだけに、複雑でいて
本当の姿がどうだったのか気になるばかりだった。
だけど、単なる悪人だったと思えないと作者は語りたかったのだと思う。
ある者は、悪人だと語るが、ある者は真の武士だと語る。
歴史の闇はやはり深い。

posted by kakasi at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「あ行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『遠まわりする雛』 米澤穂信

遠まわりする雛  遠まわりする雛

どうもお久しぶりのブログ更新です。
最近どうしてたかというと、風邪ひいて寝込んでました。
なんか去年も同じことあったような気が……
さすがに8度4分で残業2時間やった次の日は死にました。
だって人がおらんから、帰れない!って状況だったので。
そんなわけで寝て、寝て、寝まくって、
もう眠れないよ、いつのまにか風邪治ったよってことで、
ブログでも書いてます。ハイ。
風邪で病院行ったのは小学生の時以来。
インフルエンザじゃなくて、本当に良かった……

と古典部シリーズ第四弾。
今回はこれまでの物語の隙間を埋めるような短編集。
主人公奉太郎らの学園生活1年間を振り返りながらも、
新しい物語が散りばめられていて、
それぞれの人物の人間関係を確認と再発見。
そして一年を通じての変化が垣間見られた。

最後の話のタイトル名になる「遠まわりする雛」を読んだ後は、
これからの奉太郎ら、古典部の人間関係が変化する兆しが感じられた。
やらなくてもいいことなら、やらない。
やらなければいけないことは手短に。
の少エネ主義の奉太郎が、何をやるべきことにするのか。
何を大切に思うのかが、変化していきそうだった。
恋心か、憧れか、はたまた別のことになるのか。
える、里志、伊原ら他の古典部メンバーも何かしらの動きがありそう。
ミステリーも重要というか、もっとも核になるのだけど、
青春小説の要素も持ち合わせているだけに、
人間関係もこれから複雑で重要なウェイトを占めそうだ。
何はともあれ、これからも気になるシリーズになりそう。

関連作品感想リンク
『氷菓』
『愚者のエンドロール』
『クドリャフカの順番』
posted by kakasi at 00:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 「米澤穂信」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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