2006年03月04日

「リンダリンダリンダ」

リンダリンダリンダ リンダリンダリンダ

ど〜ぶね〜ずみ〜みたいに〜のリンダリンダリンダです。
系統としては、ウォーターボーイズやスウィングガールズですかね。
青春ど真ん中なストレート勝負の映画。

とはいえ、これはガールズバンドのお話で
楽曲はTHE BLUE HEARTS。しかも主人公は韓国からの留学生ときた。
物語としての成り立ちも、個々のイベントも
ウォーターやスウィングより浅いし
せっかく4人の女の子の主役級がいるのにベースの子が、
まったく目立たない。
だけど、本人はそんな気はないだろうが、
とぼけた感じの主役の韓国人ソンを中心としたユルユルな感じや、
青春物なのに気だるい感じがいいアクセント。

そして何より、やはりブルーハーツの楽曲の良さ。
「リンダ・リンダ」「僕の右手」「終わらない歌」
ブルーハーツは、熱さを加速させる。
そしてそれが熱狂へと変わる時こそが、この映画のクライマックスのはず。
大雨で人一人いなお野外の風景でさえ、その熱狂が広まっており
人々が騒いでいるように見えた。

主人公のソンはペ・ドゥナという人が演じていて、
かなり良い味だしてます。
外人だからか、違和感あるなと思ったら、20代半ばという年らしいです。
ちょっと違うかなと思っていたけど、そういうことだったんですか。
でも全然、女子高生と言われたら信じますよ。

そんな彼女の歌う、ブルーハーツ。
決して上手ではないんけど、いやだからこそ胸を打つ。
だどたどしい日本語で歌う「リンダ・リンダ」
どぶねずみみたいに美しく、何よりも暖かく。
そしてエンドロールでは、ブルーハーツが歌う「終わらない歌」
この曲、僕もスゴイ好きで苦しいときのこの一曲なんです。
いつまでも、熱狂は終わらない、終わらない歌を……
きっと見終わったとき、
体のどこかでリフレインしているでしょうリンダリンダリンダ。



2006年03月03日

「Be Cool」

ビー・クール Be Cool

貴方にとってcoolとは?

A.冷静でいること
B.ラジオでしゃべる(cool!cool!cool!)
c.野猿の楽曲

という変なことを思ってしまうkakasiさんです。
今回見たのは、「Be Cool」
実は前作に「ゲット・ショーティ」というものがあったらしいのですが
まだ見ていません。
でも、全然楽しめるのでオススメ。

全体的のごちゃごちゃしてて、バタバタしてて
どこがBe coolやねん!っと突っ込みたくなるんですが
主演のジョン・トラボルタだけは、どっしりと構えていて
彼こそcoolです。
彼が、全体にBe coolと言っている様な映画です。

個人的には、エアロスミスが出てきてしまったのはビックリです。
フロントマンのスティーブン・タイラーは、露出が多い。
もうこの時点で、完全にクールじゃないですね。むしろホットです。

他にも音ミュージシャンも多く出ていたり、
日本では「キル・ビル」でお馴染みのユマ・サーマンも出ています。
登場人物たちはアクが強いのが多いです。
ロシア系のマフィアやら悪徳プロデューサー、ギャラの取立てや
それに主人公たちを入れて4つ巴です。
もうゴッタゴッタです。
それでも、トラヴォルタ演じるチリ・パーマはクール。
前作見ていない僕には、コイツが裏で全部操ってるんじゃないかとまで
思ってみてしまいます。
まあ実際、そう言って過言ではないほどの活躍ぶり。
いついかなる時でも、クールであれ。ビー・クール。

2006年02月27日

「ブルー・レクイエム」

ブルー・レクイエム ブルーレクイエム
悲しみから復讐の色が生まれる

個人的には、かなりの当たり作。
主演はアルベール・デュポンテル。
疲れていそうな、ごくごく普通のおっさんっぽいんだけど
影がありそうで渋い。
ハードボイルドな親父だ。
よくある話やないか
静観決めこもう奴も
肉親殺られたら銃をとる
トライガンマキシマム 一巻より

よくある話だ。
でもそれを見事にサスペンスとして作り上げた。
ゴッドファーザーpart1並にどきどきした。
まあ、ゴッドファーザーほどとは言いすぎだと自分でもわかってるけど
よかったです。特に最後の銃撃シーンは。
そういえばハリウッドがリメイク権を獲得したよう。
これは、フランス映画。
だからかけっこう映像で魅せているような気も。
まあ、それはフランス映画だからという偏見かもしれないけど。
ハリウッドになると、派手派手になって
この青い雰囲気が損なわれそうな気もするけど、まあ観るだろうな。

映画は全体的に暗い話で、ブルーです。青い鎮魂歌。
この映画は鎮魂歌です。
主人公は言ってしまえば復讐者。
しかし、復讐しようにも一筋縄ではいかない。
そのプロセスには、様々なことが起きる。
誰がために鐘は鳴るのか。




2006年02月15日

「トゥルーマン・ショー」

トゥルーマン・ショー トゥルーマン・ショー
おはよう!それと会えなかった時の為に、
こんにちわ、こんばんわ、そして、おやすみ!

見方によっては、単なる喜劇です。
そして現代の喜劇、コメディをやらせるなら、ジム・キャリーに決まり。
ジム・キャリー主演作品では、マジェスティックかマスクが好きなんだけど
(エターナル・サンシャインは、チャーリー・カウフマンなら、
 もっとできると思い除外、マルコビッチ本当に好きなんですよ)
これも、なかなかおもしろかった。

つっこみどころがたくさん、あるけど作り手もその辺を
なんとか違和感なくそうと、がんばったなというのを感じた。
でも、実際問題無理だよね。これをやろうとすると。
人権問題かかわってくるし、日本ならP○Aが大抗議。
あと、あいかわらず海外映画は、日本の描きかたがステレオタイプすぎる。
まあ、そうやって使いたいから、日本も入れたんだろうけど。
または、スポンサー理由。

よくよく考えると、みんな変だよね。
いくらなんでも、主人公のトゥルーマンもあんだけ生きていれば
嫌が応にも気づくでしょ。気づくまでいかなくても感づくでしょ。
実際、言葉にして元カノにも言われてるのに、
普通に生きてきちゃってるし、
あの最後の方の海のシーンなんて、本当なら抗議電話殺到ですよ。
殺人未遂だよ!しかも意図的。
どっかでテレビだから、助かるだろうとでも思っているのか
見てるこっちが、冷める。というか引く。

そういうところを抜きにすれば、なかなかおもしろかった。
あと、24時間生中継という設定は、
男の生理現象や、夫婦営みあたりも、謎。
冷静に考えると、本当に怖いよ。
別に、映画にそれほどリアルさを求めちゃいないけど
やけに細かいところが、気になる性質なので。
別に、悪魔が出ようが、宇宙人がでようが気にしないんだけどね。
ちゃんとした物語になっていれば。
なんでだろ〜
でも、好きだよ。だから不思議な映画。
もちろんフィクションです。

「シークレット・ウインドウ」

シークレット・ウインドウ コレクターズ・エディション  シークレット・ウインドウ

デェッ〜プです。
ジョニー・デップ&スティーブン・キングという豪華な映画。
ただキングの映画は、いかんせんはずれが多い。
ドリーム・キャッチャーとか小説はおもしろかったのに、
映画は、モーガン・フリーマン出てるのに、コメントもできない出来で。
でも、この映画はなかなか、おもしろい!
かなり先が読めてしまう展開なんだけど、
良い意味でスティーブン・キングらしい映画。

途中まで、悪霊とか宇宙人とか出ないかハラハラしたんだけど
良かった。こういう結果で。
小説は、結末が重要なんですよね、キングさん。
あちこちで指摘されてるように僕にも途中でネタは、わかりました。
ネタはあがってんだよ!ってそりゃこっちのセリフだって感じ。

みんなの憧れのデップも、よれよれな小説家を名演。
怪演と言ってもいいくらい。やっぱり騒がれるだけある。
ショーシャンクや、スタンド・バイ・ミーみたいな傑作とは言わないけど
佳作です。短編とかの良作だなって感じでした。
ミザリーは、まだ見たことないので、いずれ。
こういう雰囲気の映画けっこう好きです。
たとえ、どっかで見たことあるようなものでも。

2006年02月05日

「世界の中心で愛を叫ぶ」

世界の中心で、愛をさけぶ スタンダード・エディション 世界の中心で愛を叫ぶ

そこは世界の中心と呼ばれる場所だった。
二人はぐるぐると回っていた。
そこの中心にいるのは彼女で、
彼女は、二人の世界の中心だった。

二人の世界は、いつだって暖かかった。
でも、台風が迫っていて、
中心から離れた場所は大きな荒波が寄せている。
彼女は幼かった。彼は少年だった。
彼女は、その中心で泣きながら微笑んでいた。
彼らを結ぶのは、短い思い出と古ぼけたカセットテープ。

忘れたくなかった、忘れるはずもなかった。
でも、忘れていくことが怖かった。
何ができるのかもわからなかった。

そこは世界の中心と呼ばれる場所。
あの日、背中に彼女を乗せ走ったバイク時叫んだ。
その時のように叫んだ、心の中に押し留めた思いとともに。
世界の中心で、愛を叫ぶ。

追記
スイマセン、久しぶりに読み返してみたら
まあ、やる気のない文章でした。
物語を羅列してるだけだ〜

2006年01月29日

「ヒトラー 〜最期の12日間〜」

ヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディションヒトラー ~最期の12日間~ スペシャル・エディション

あのアドルフ・ヒトラーを描くドイツ映画というだけで
観てみたくなりそうな、この映画。超濃厚で骨太な内容。
エヴァ・ブラウンというヒトラーの秘書だった人物の視点
また、他のドイツ将校からの視点から語られるヒトラーという人間。
どこまでが、真実かわからないけど、歴史的背景から
実際起こっていたとしても不思議では、ない。
それが映画のリアリティを倍増させ、物語をスリリングにさせる。

ヒトラー役のブルーノ・ガンツは憑依型の役者だろうか?
乗り移っていたんじゃないか?っていう名演技。
独裁者であり、その実、女性や子どもに優しくあり
だが、上手く行かないと怒鳴り散らし、
敗戦濃厚の中でも、周囲が見えず、滑稽に権力を振りかざす。
ヒトラーはカリスマであり、化け物であり、人間だった、
というのが、映画を観た感想。

ヒトラーと言えば、世界の悪者アンケートとれば
間違いなく上位に入ってくるような人物。
この映画でも、鬼や畜生のような命令をするし
映画では最期の12日間なので描かれなかったが
悪名高いユダヤ人の虐殺もあった。
これだけは、未だに許せないことだと思うし、理解しがたいことで、
かなり書きたくなるんだけど、映画の内容とそれるので割愛。

とにかく映画の重さに圧倒されます。
最期に出てくる、映画の主要人物のその後、
〜年に、死亡とか、実際の彼らの軌跡を見せられると言葉も出ない。
あの世界大戦の頃の、ドイツはもちろん、日本もそうだけど
ナショナリズムの強烈さは、僕らには、分かり難い。
そんな、時代の独裁者ヒトラーと
国民そして、ヒトラーのナショナリズムを描いた作品。




2006年01月27日

「運命じゃない人」

運命じゃない人 運命じゃない人
バラバラになった時間がすべて揃った時、幸せがやってくる――
こんなの初めてなスパイラル・ムービー

こういう映画が観たかった!
気軽に見れて、笑えて、ちょこっと人生の勉強になるような。
群像劇で、時間軸がバラバラで、
あの行動は、こういうわけだったんだと。

なんというか期待のもてる笑いが、あるんですよ。
時間軸が、バラバラにくるので、
あの時はこうなんじゃないかと期待してて観ると
やっぱりそうか〜と笑いが来て、
それに裏切られても、今度は違う笑いがやってきて
ヤクザの組長あたりは、おもしろすぎ。
見栄っ張りなヤクザが、おかしくて、たまりません。

良い人すぎる宮田、
ハードボイルドでいて友情に厚い探偵、神田
見栄っ張りなヤクザの組長、浅井
この3人の視点で、物語は2転、3転。
彼らに、2人の女性が加わったら、もう最高!
みんな、それぞれ真面目に動いてるけど
それがどこか、トボケタ感じがあって
なんか宙ぶらりんな感じで終わりますが、
その終わりかたが、またおかしくて、
有名な俳優はいないけど、必見作品。

2006年01月22日

「魁!!クロマティ高校 THE MOVIE」

魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE 通常版 魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE

どうも、こんな晴れた日に、こんな映画を家で見ていたkakasiさんです。
俺何してんだろ…
まあ、布団を久しぶりに干したのでいいか。

とまあ、見ました。
元巨人のクロマティ氏に訴えられた、この映画。
本当は、友達と映画館で観るはずだったんだけど
なんだかんだ中止になったんだけど、正解だったかも。

でも、懐かしかったです。
原作は、高校の時友達がコミックス持ってきて読んでたので
ああ、こんなんあったな〜って。
良い意味でゆる〜いギャグが好きだったんだけど
実写では、逆にその部分が笑えなかった。
でも、やっぱりギャグ漫画原作なので、けっこう笑えます。
いきなりナレーションで、何回、校舎全壊すんだよ!
って、最初が一番おもしろかったんですけど。

神山君は、くりそつでした。彼が、一番合っていた。
メカ沢は、相変わらず渋くカッコイイ上、カワイイ。
マスクド竹之内こと板尾さんも、いいアクセント。
他のキャラも、かなり良いんだけど
映画化ということで、壮大な話にしようと
地球防衛軍あたりを力入れすぎて、残念。
もっと身近な日常を、ダラダラやって欲しかった。
板尾さんは、阿藤快さんを入れて正解だったと言っていたけど
個人的には、逆にウザイ。

色々なパロディを入れておもしろくは、あったけど
なんかイマイチ全体的に乗れなかった。
映画で実感したのは、前田君が一番常識人ということ。
彼の他校に捕まる、エピソードとか観たかったな〜
なんじゃこりゃ〜って感じじゃなく、以外と良いかなという感想です。
あの世界観を実写で、ここまで出来るんだ。

2005年12月26日

「スワロウテイル」

スワロウテイル スワロウテイル

今年は、例年以上に邦画をよく見ました。
今年の邦画祭りの再決算としてラストに選んだのが「スワロウテイル」
今まで借りたことはあったけど、
見なくて返してしまったことがある今作品。
ラストを飾るのにふさわしい映画でした。
東京湾には「円都(イェンタウン)」と呼ばれる無国籍地帯が広がり、アジア各国からの移民も多く住んでいる。娼婦のグリコは、母親を殺された少女アゲハと一緒に暮らしていた。ストーリーは、偽札作りやグリコが歌手として成功していく様子、アゲハの母親捜しなどが絡みあいながら展開していく。
英語、中国語、日本語がとびかう無国籍感覚と、アゲハたちが広大な空き地に作ったコミューン感覚が、閉塞した日本の現状に対するアンチテーゼとなっている。My Little Lover がライブハウスに出演していたりと、PV出身の岩井監督らしさがあふれる意欲作だ
                              Amazon.co.jpより抜粋


むかし、むかしから始まる、ある意味童話なこの物語。
イェンタウンで生きる、人々の強く、たくましく、そして儚い夢物語。
ネット除くとニセ札のこととか、ありえないなど追及する人もいるけど
僕は気にしません。そういうところのリアリティは別に。
他のリアリティ、人間関係とか、感情とか、世界感は必要だと思うけど。
中国語の発音は勉強してるものとしては、気になりますが、それも別に。


「Love Letter」「リリィ・シュシュのすべて」の岩井俊二監督に、
三上博史、Chara、伊藤歩、江口洋介、
アンディ・ホイ、渡部篤郎、山口智子など。
chara演じるグリコが歌と共に世界をつくり、
三上博史のフェイホンが、かけわまり、
伊藤歩演じるアゲハが、必死にくっついていこうと、
追いつこうとする感じ。
だからアゲハの大切なものは、この2人で、
2人の大切なものだった場所を必死で、
自分なりに取り戻そうとしたのかなと。

イモムシだった自分だけど、グリコに憧れ、それに並ぼうとして、
成長した結果、「アゲハ」と「スワロウテイル」へと成長する物語かと。
そして江口洋介演じるマフィアのボスが、見守っているような。
あまり、この人が主人公達に関わらなかったのが
逆によかったような気もする。
あと、渡部篤郎かっこよすぎ。一人ヒーローだよ。
ちょい役のローリーは、なんだったんだろう?


日本語、中国語、英語が乱雑するこのイェンタウン。
実際移民の数は、日本でも増え続けているわけで、
ありえない世界ではない。
「ホテル・ビーナス」なんかでは、
この国では、その国の言葉を話すべきだと言うが、
ここでは、そんなことない。まあ、いちおう日本だしね。
そんな不思議な世界観が好き。どこか乾いた感もある。

エンディングには、YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」
あなたは雲の影に 明日の夢を追いかけてた
私はうわの空で 別れを想った


ここから何処へいっても 世界は夜を乗り越えていく
そしてあいのうたが 心に響きはじめる


私はうわの空であなたのことを
想い出したのそしてあいのうたが響きだして…
私はあいのうたであなたを探しはじめる


この鎮魂歌が流れた瞬間、ベランダに出て空を見てみた。
ツバメも蝶もいなかったけど、鳥が飛んでいた。
僕にも、翼があればな〜




2005年12月24日

「フライ,ダディ,フライ」

フライ,ダディ,フライ フライ,ダディ,フライ


世の中クリスマスイブで浮かれてるけど、
一人身の自分は、夏休み映画をクリスマスイブに。
イブなんて祝えるか!!!
飛べ、オッサン、飛べ!

堤真一、岡田准一のダブル主演と言えるほど、二人が際立ったムービー。
映画公開の時は、縁がなくて小説で我慢したけど、ようやくですよ。

小説に引用で書かれていた、
立脚点さえくれたら、
私が世界を動かしてみせよう。
―アルキメデス

のように自分を中心とした世界を作り出す物語だと、改めて感じた。
スンシン、鈴木(鈴木オートの社長では、ない)の自己を中心とした世界の物語。
山下の活躍?が減ったのは、まあ、しょうがないけど、
原作の良さが、しっかり出ていた。
基本的に原作見た後、映画みるとアラばかりが気になるんだけど
これは、上手くできていたと思う。

さわやかで開放感があり、大切なものをとりもどすための夏休み。
雪がブワァーと吹き荒れているこの冬に見てるのは、微妙だけど、
今日は、めちゃいい天気で、夏を感じることができた。寒いけど。
今年のクリスマスプレゼントは、
この快晴とフライ,ダディ,フライとしよう。
明日のクリスマスにも期待してませんので。

2005年12月01日

「パッチギ!」

パッチギ ! スタンダード・エディション  パッチギ!

鮮度が命!
ということで、色々ブログに載せたい本や、映画などが溜まってますが、
さっき見たばかりのこのDVDを記事に。

「ゲロッパ」も好きなんですが、これも好きですよ、井筒監督。
単なる毒舌親父じゃないんですよね。

日本の不良の頭の悪さや、暴力が目立つけど、
そこはメインじゃない…と信じたい。
ただ、単に楽しみたいって映画と、
しっかり内容を理解したいという映画があるけど、
これは、しっかり監督の意図を理解したい映画。
でも、以外に単純かも。

革命や!レボリューション!
時代が60年代ということもあり、日本は変わりつつある。
ビートルズ、グループサウンド、運動、
そして青春につきものの「恋」または「愛」
若手が躍動する。塩谷瞬、高岡蒼祐、沢尻エリカ、いいよ、いいよ。
おっさんは嫉妬したいよ、高校生っていいよな〜(遠い目)
そしてそんな若者がパッチギ(頭突き、突き破る、乗り越える)
する映画でもある。
沢尻エリカは、オーディションで「日本映画を変えたい!」と言ったそう。
レボリューションだね〜


在日も扱っていて、多少重たくはなるが、しかたがない。
そして在日を、考え、知ることは、今の僕達も必要だ。
劇中におじいちゃんが「お前ら日本人にわかるか!」
みたいなことを言ってたけど、もっともだ。
情報に左右されるのも考えものだけど、知らないでいることは、
時に罪なる。

そして、歌の使い方がうまい。ゲロッパ同様。
「イムジン河」は、本気で良い。ギターで覚えたいよ。
最後の日本語、朝鮮語の両方を交えて歌ったイムジン河には、
主人公のやるせない悲しさと、友好の思いが見られ、
色々な人物の「パッチギ」
の瞬間をバックにすばらしかった。

「イムジン河」は、ザ・フォーク・クルセダーズが、
本当に出して、販売禁止を喰らったらしい。
ちなみに、これを教えてくれる、オダギリジョー演じる坂崎のモデルは、
アルフィーの、あの坂崎幸之助がモデルらしい。
オダギリジョーも良いアクセント。ヒッピー風の格好には、笑った。

ハウンド・ドッグの大友康平のディレクターには、男気を感じる。
言論の自由じゃ!制度に革命を!とな。

世界は愛で変えられる。

色々、書いたが、結局は愛の話だ。
恋愛、友愛、愛愛愛愛愛愛…… 一番大切なものなんだ。
「情」ではなく、「愛」を。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ!




2005年11月29日

「姑獲鳥の夏」

姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション 姑獲鳥の夏

はい、ようやく見ました。
原作を以前読みまして今回は、映像の世界へご案内。
堤真一、永瀬正敏、阿部寛、田中麗奈と主役級がズラリ。
ついでに雨あがり宮迫も。けっこう好きだよ、宮迫。
原田知世さんも、美しく、原作は京極夏彦。

これで、なんでこうなっちゃうんだろう?
映像も悪くないし、キャストは最高(役にあってるかは、別として)
すばらしい原作があり、な〜ぜ〜。

小説であれだけ好きだった、京極堂の長〜い解説も、
映画では、ダラけてるうえ、短い。
解説や、会話をあれだけ省くと、物語自体が陳腐に思える。
小説で一度も妖怪の描写が出てこなかったのに、
幻覚とはいえ、それが出てきてしまったのは何故だろう。
別に悪いとは思わないけど、その辺がB級映画っぽかった。

水木しげるの紙芝居とか、カストリ雑誌とか小ネタは良かった。
水木さんは、実際以前やっていたみたいだし、
時代背景とかもしっかりしてるみたい。
日本文化と、西洋文化が入り乱れたような街は、こういうものだったのか。

続編が出るとするなら、『魍魎の匣』は厳しそう。長いよ。
『狂骨の夢』にするなら、あの2人をどうするのか?
また落胆しそうだけど、期待。
たぶん、原作読んでなかったら、
この映画も好きになってたかもしれないし。


2005年11月27日

「気狂いピエロ」

気狂いピエロ 気狂いピエロ
「見つけた 何を? 永遠を 海と溶け合う太陽を」
ゴダール作品は、初めてです。
巨匠の名作とか、純文学とか、気高いものは、
無縁な僕だと思っていたのですが、
こういうものを読んだり、見たりするお年頃になったんだな〜

難解というか、考えてることがわからないというか……
物語の流れ的には、単純明快な、

「それは冒険映画だった」   「それは愛の物語だった」

僕には、最後の自殺シーンは、ホントに火が着いちゃった!
やべっ!消さなきゃ!
ドッカーン!!
って感じに見えて、まさにピエロに見えた。
結局、マリアンヌにとってもフェルディナンは
自分の手の平で踊るピエロのようなものだし、
ずっと本名じゃなく、ピエロって呼ばれてるわけで。

それは、置いといて、美しい映画だった。
色使いが、話が、ポエムが、音が。
主人公のフェルディナンとヒロインのマリアンヌの掛け合いの
ポエティックで哲学的な会話が、聞いていて、
字幕を目にして美しいと感じた。
劇中の音楽が流れる間に、たびたび訪れる空白さえも、
美しいと感じざるをえなかった。


人生とは、なんぞや?  映画とは、何ぞや?  愛とは、何ぞや?


とにかく問いかけて、
ゴダールがそれについて自信の答えを投げかけてきる。
じゃあ、僕にとって、それらは何なのだろう?
まだ、20歳のガキに答えを出すのは難しいだろうし、
あっというまにその答えは風化して、違うものに変わるんだろう。
その時にまた、この映画でも見て考えてみたいものだと思う。

2005年11月21日

「菊次郎の夏」

菊次郎の夏 菊次郎の夏

もうちょっと前に見ておきたかったな〜
すっと、ずっと見ようと思っていて、これまで見なかったことに後悔。
ありきたりな話かもしれないけど、この乾いた感じがたまらなく良い。
ベタベタしすぎず、離れすぎもせず。
あんまり可愛くない陰気臭い子どもと、ヤクザなおじさん。
北野武すばらしい。

あと、大人が良い。
単に優しい人じゃなくて、楽しませることができる。
色んなことを知っていて、それを子どもに教えることができる。
自分達が楽しみたいだけかもしれないけど、
一緒に楽しめるおじさん達が良かった。

コントがあちこちに散りばめられていて、二人の夏を彩っている。
思わず顔が、ほころぶシーンが一杯で、
少年の夏休みの日記には、事欠かないだろうな。
最初は菊次郎の態度に、何だコノヤローと思ったけど、
こいつは俺と同じだなと、菊次郎が思うところから
なんだかんだ、菊次郎が子どもを気にかけているのが、よくわかる。
「おじさん、名前なんて言うの?」
「菊次郎だよ!ばかやろう!」

というラストは、この上なく良かった。一番の名シーン。

少年の夏休みは、最高の思い出だと思う。
旅の結果はどうあれ、過程は、最高のモノだろう。
いつかこの少年、正雄君は、素晴らしい思い出として、
この夏を思い出すんじゃないか。
たぶん菊次郎も。
なんともすがすがしい、映画。
久石譲の「Summer」が、これでもかと映画を彩る。
ああ、素晴らしいひと夏の冒険だ。

2005年11月20日

「血と骨」

血と骨 通常版  血と骨
父は怪物と呼ばれた

ビートたけし演じる金俊平の自分勝手な人生。
自伝的な映画らしい。
ちなみに在日を扱った作品で原作者、監督ともに在日コリアン。

やっぱり、商売上手なんだなと思う。
在日コリアンは、焼肉、パチンコ、金融関係で、
日本における確固たる地位を築いてきたのだし。

それはともかく、話は暗く重い。
戦争前後という、時代が時代ということもあるが、
特に女性は不幸のどん底だね〜
その中でも、力強く生きる姿は、美しくもあるけど、やっぱり儚げ。
いつ燃え尽きてしまうのだろうと。

目立ったのは、オダギリジョー。
出番自体は多くはなかったけど、ものすごい存在感。
昇り竜だね〜
鈴木京香は好きなんだけど、ちょっと薄かったかな?
血は母より、骨は父より受け継ぐ

とあるよう、子どもは親に似てくるものだと感じた。
根っこの部分で息子は父に似てるし、
田畑智子を追いつめたシーンとか、ちょい重なる。
娘は、母のように耐え忍ぶけど、弱かったか……

金俊平は、残虐非道で、自己欲の塊。
でも、強くあらねば、力がなければ生き残れない。金が力だ。
そのために妥協は、一切しない。
たぶんその力がなくなることが、怖かったんだと思う。
だから、自分のモノが無くなることは許せない。

最後は、全てが思い通りにいかなくなって、日本に愛想が尽きたのか
単に、どうしても帰りたかったのかわからないけど、
財産を投げ打ったのには、驚いた。
でも、本当に最後まで自分勝手で、人騒がせなお人だ。

あと個人的MVPは、
最後まで主人公家族をひっそりと支えてきた、松重豊です。
ただ、好きな俳優さんだからなだけかもしれないけど。

2005年11月04日

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 」

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

ハロウィンのちょっと前に見ました。実は初見。
現在ヒット中の「ティム・バートンのコープスブライド」を作った
ティム・バートンの人形劇。
ていうーか、あの時代にこんなに動きのある作品つくれてすげえ。

欧米は、ハロウィンの時期にホラー物が良く出るというけど、これも
クリスマスとは題名にでているが、ハロウィン物とも言える。
主役は、ハロウィンでお馴染み、ジャック・オー・ランタンの王様だから。
日本のホラーは、夏ですけどね。
文化の違いで、色々違うものだ。ホラーの質もまったく違うし。
それにしても、ハロウィンもすっかり日本にも浸透してきたものだ。
僕の小さい頃は、まったくだったのに。
文化を取り入れるのが得意な日本なだけに、
数年後はハロウィンが当たり前になるかも。
ただ、ハロウィンって前夜祭なんだけど。

子ども向けだとばかりずっと思ってて今まで見なかったけど、
これがなかなかに。
単に自分が童心に帰りたいだけと言えばそれまでだけど。
ジャックがクリスマスという美しいものを見た時の喜びの表現は、心躍る。
それを汚してしまった時の落胆も。
憧れるのは勝手だけど、それに振り回された者は、たまったものじゃない。

なんか分相応って言葉を思った。嫌な教訓だ。



2005年10月22日

「バタフライ・エフェクト」

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディションバタフライ・エフェクト プレミアム・エディション

映画は、見てないけど(というか近くで公開されなかった)
タイム・パラドックス好きなのと、タイトルそしてパッケージの緑色が
すごい好きなので購入しました。発売日にDVD買うのは、初めて。
ちょいネタバレです。

同じ時間でも、夏に見たサマータイムマシン・ブルース」が軽いとすれば
こっちは非常に重い。時間を遡ることの罪と贖罪が、色濃く出ている。
ついでに、バタフライ・エフェクトというのは、
ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる。
つまりは、初期条件のわずかな違いが、
時間とともに拡大して将来の結果に大きな違いをもたらす。
ということですね。カオス理論の一つ。

中身の方は、まだ一回見ただけなので、よくわからない。
テーマも重いし、内容も複雑ですし。
話の筋は、誰でも理解できるようなものですが、
記憶喪の謎は?結局脳は無事なのか?
いわゆる一回目の時から、なぜ記憶が飛んでいる時に、
過去を変えるかのような行動をしていたのか?
過去への飛び方も、なかなか理解しがたい。
主人公の脳内の出来事かと、思ってたけど、違うみたいだし。う〜ん。
音声を監督の解説にして観れば、わかるんだろうか

あと特典ディスクのディレクターズカット版を、
まだ見てないんで、そっちも見ながら考えようかと。
ただ、結末が違うらしいんだけど……
「映画史上最も切ないハッピーエンド」というキャッチフレーズから、
外れるんじゃないかと心配。
劇場公開版は、これしかないようなラストであったし……
ただ、おまけの別エンディングバージョンは、
監督の説明でも言ってたように、ありえん。
というか、何でこんなの撮った?っていう感じ。
ああいうのだけは、止めてほしい。
ただ、やっぱり二人にくっついて欲しいという欲望は、
少しはあるんだけど。

あと、エンディング曲のoasisの「Stop Crying Your Heart Out」
は、すばらしい。結末を一層引き立てる。
元々好きな曲だけど、一段と好きになる。
映像と音楽の組み合わせは最高。
君を守るため、ぼくは何度でも過去に戻る。

You'll never change what's been and gone
終わってしまった過去を変えることはできない

と歌う、oasisのこの曲は主題歌であり、イメージソングでもあるよう。

2005年10月05日

「香港国際警察 NEW POLICE STORY 」

香港国際警察 NEW POLICE STORY (通常版)香港国際警察 NEW POLICE STORY

サブタイトルに、ニューポリス・ストーリーとある、
ジャッキー久しぶりの香港映画。
ジャッキー・ボーイじゃなくて、ジャッキー・チェン。

人情+アクション=ジャッキー・チェン映画。

往年の体のキレがなくたって、見てそれとわかるジャッキーという男の演技。
コミカルな部分は、なりをひそめているけど、

ジャッキーお得意、暴走バス

ジャッキーお得意、拳法アクション

ジャッキーお得意、高いところからの落下

ジャッキーお得意、爆発でジャーンプ

おお!まさに、ジャッキー映画だ。
いくら落ち目だろうが、ゲロ吐こうが、ジャッキーが好きだ!!


2005年10月01日

「ギルバート・グレイプ」

ギルバート・グレイプ ギルバート・グレイプ

昔見たときは、あんまり印象的でもなかった。
何でこうなの?とかディカプリオ演じる、
アニーに少し、いらつきを覚えたりなど。

それから何年かして、改めて見てみるとまた少し印象が変わる。
というのも、自分が、前見たときと色々変わったからだと思う。
家族から離れたし、色んな人を見てきたし、住む場所も変わった。
まあ、まだまだ20歳の若輩だけどね。
ジュリエット・ルイス演じるベッキーがいいな〜
と思うところは、変わらないな〜。
ディカプリオは、あんまり好きじゃないんだけど、
この演技は褒めるべきだと今は思う。
ファンのみなさん、ゴメンなさ〜い。

家族は、大切だけど、時として足枷になる。
だけど、やっぱり捨てられないし、守って行きたい。
でも、終わりっていうものは、ホントにあっというまに訪れることがある。
どうしようもないことがある。
誰のせいでもないし、誰も責められない。
責めれるとしたら、自分くらいって時もある。

それを逃げずに受け止めてきた、
ジョニー・デップ演じる、ギルバートは強い。
そして何より、家族を大切にしすぎるくらい愛している。

だから、ラストには、すがすがしい感動を覚えた。
空は、大きいなんて言葉じゃ言い表せない。
世界も、大きいなんて言葉じゃ言い表せない。

少年よ旅に出よ。覚悟さえあれば、どこまでも行ける。

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