2009年01月02日

私的読書ランキング2008

今年は、本を読んだような、読まなかったような。
これまで図書館という心強い見方がいたけど、
引越しのため、図書館離れをしてほとんど新作を読んでない。
でも、ブログもこんなに続いて、
このランキングも恒例になってるので、今年もやりました。
映画ランキングはダメダメだけどな〜
映画は、今年もさっぱり見れなかった。

さておき、ランキング対象は2008年に読んだ、初読の本のみです。
でも、販売が2008年前のものも含めます。
読んだ本数は84冊。以外と多く読んでいた。

取り合えず、2008年に読んだ本リストです。


1月
『新編日本の面影』ラフカディオ・ハーン
『陰摩羅鬼の瑕』 京極夏彦
『空飛ぶ馬』 北村薫
『ピーターパン・エンドロール』 日日日
『新・世界の七不思議』 鯨 統一郎

2月
『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』 乙一
『らくだこぶ書房21世紀古書目録』 クラフト・エヴィング商會
『夜の蝉』 北村薫
『ブギーポップ・クエスチョン沈黙ピラミッド 』上遠野浩平
『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎
『戦国武将 最強は誰だ?』

3月
『秋の花』 北村薫
『六の宮の姫君』 北村薫
『あやし』 宮部みゆき
『空からやってきた魚』 アーサー・ビナード
『もものかんづめ』 さくらももこ
『HEARTBLUE』 小路幸也
『図書館革命』 有川浩
『病とフットボール―エコノミークラス症候群との闘い』 高原直泰
『異邦人』 カミュ
『インシテミル』 米澤穂信
『カレンダーボーイ』 小路幸也
『ビョークの世界』 イアン・ギティンス
『風に吹かれている場合じゃない』 黒田としひろ
『スキップ』 北村薫
『空の中』 有川浩
『ターン』 北村薫
『ジーコ備忘録 (FOOTBALL Nippon Books)』 ジーコ
『凶鳥の如き忌むもの 』 三津田信三
『永遠の出口』  森 絵都
『愛煙家にもいわせて!』 藤田美紀
『人類は衰退しました』 田中ロミオ
『人類は衰退しました A』 田中ロミオ

4月
『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信
『首無の如き祟るもの』 三津田信三
『犬はどこだ』 米澤穂信
『リセット』 北村薫

5月
『桃太郎話 みんな違って面白い』 岡山デジタルミュージアム
『山魔の如き嗤うもの』 三津田信三
『夏期限定トロピカルパフェ事件』 米澤穂信
『書を捨てよ、町へ出よう』 寺山修司
『人類は衰退しました B』 田中ロミオ
『未来学―リスクを回避し、未来を変えるための考え方』 根本昌彦

6月
『カンバセイション・ピース』 保坂和志 
『暗黒童話』 乙一
『東京奇譚集』 村上春樹
『おおきくなりません』 白倉由美
『やっぱりおおきくなりません』 白倉由美
『朝霧』 北村薫
『思考の整理学』 外山滋比古
『誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡』 木村元彦
『月が100回沈めば』 式田ティエン

7月
『恥辱 SKAM』 カーリン・アルヴテーゲン
『リプレイ』 ケン・グリムウッド
『クラインの壷』 岡嶋二人

8月
『メドゥサ、鏡をごらん』 井上夢人
『なぜ若者は「半径1m以内」で生活したがるのか?』 岸本裕紀子
『青空の卵』 坂木司

9月
『忌館―ホラー作家の棲む家』 三津田信三
『禍家』 三津田信三
『ロスト・ストーリー』 伊藤たかみ

10月
『ヴァルプルギスの後悔 Fire1』 上遠野浩平
『神様のパズル』 機本伸司
『タイムスリップ森鴎外』 鯨 統一郎
『モダンタイムス』 伊坂幸太郎
『タイムスリップ明治維新』 鯨 統一郎
『三四郎はそれから門を出た』 三浦しをん
『スタンド・バイ・ミー―東京バンドワゴン』 小路幸也
『タイムスリップ釈迦如来』 鯨 統一郎
『邪馬台国はどこですか? 』 鯨 統一郎

11月
『つむじ風食堂の夜』 吉田篤弘
『氷菓』 米澤穂信
『愚者のエンドロール』 米澤穂信
『クドリャフカの順番』 米澤穂信
『美女と竹林』 森見登美彦
『99%の誘拐』 岡嶋二人
『坂口安吾(ちくま日本文学)』 坂口安吾

12月
『リピート』 乾くるみ
『そして扉は閉ざされた』 岡嶋二人
『遠まわりする雛』 米澤穂信
『輪違屋糸里 上・下』 浅田次郎
『悩む力』 姜尚中
『天孫降臨/日本古代史の闇―神武の驚くべき正体』 コンノケンイチ

というこてでランキングです。


10位『リプレイ』 ケン・グリムウッド

タイムリープ作品の代表作で、日本ではドラマ
「君といた未来のために」の原作。
長い、長い時間の旅と人の絆の書き方が、傑作。


9位『クラインの壷』 岡嶋二人

現実と仮想現実の境界線があやふやになるねじれた世界観。
物語にのめり込むほど、ラストの衝撃が。
岡嶋二人の最後の作品。


8位『クドリャフカの順番』 米澤穂信

古典部シリーズの第三弾。
文化祭の華やかな描き方と、その裏側にあったミステリーが絶品。
というかそのミステリーが本編。4方向からの事件の視点がうれしい。


7位『タイムスリップ森鴎外』 鯨 統一郎

これは、もう設定勝ち。
現代に降り立った、文豪森鴎外の冒険。
文章力はキープ力。カタルシスはゴール力。文と学の物語。


6位『恥辱 SKAM』 カーリン・アルヴテーゲン

過去に囚われた二人の女性の視点で描かれるサイコサスペンス。
海外の作家さんで、いい文章書きます。翻訳も読みやすくていい。
特に何も事件性は無いが、スリリング。


5位『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎

エンターテイメント大・大・大脱走劇。
細いが確かな絆の糸を手繰り寄せて、街を駆け抜ける。
面白さストーレトでいて、複線が散りばめられた快楽作品。

4位『山魔の如き嗤うもの』 三津田信三

刀城言耶シリーズ4作目。
シリーズ中で、一番ホラーとミステリーのバランスが取れていたと思う。
事件解決のカタルシスは圧巻。だが、それでも残るおどろおどろしさがまたいい。


3位『モダンタイムス』 伊坂幸太郎

合言葉は、勇気はあるか?
同作者の作品『魔王』を読んでいるとなおさら面白い。
大きな権力に立ち向かっていく勇気の物語。漫画的だ。


2位『夜の蝉』 北村薫

円紫さんと私シリーズの第2作目。
優しい空間と、ちょっとの悪意。
私の成長物語であり、日常の謎。この物語の空気感がたまらない。


1位『六の宮の姫君』 北村薫

円紫さんと私シリーズの第4作目は、
私の探偵物語で、私の人生の門出。
芥川の六の宮の姫君を巡る物語は、想像の世界を超えていく。
繋がっていく、過去か現代へ、そして未来へと。
読んでいて心地の良い、新たな門出への物語だった。



ということです。
北村薫にはまった1年というところかな。
円紫さんと私シリーズは、みごとにツボで、
その日常の謎という系譜に繋がる米澤穂信作品も良く読みました。
今年も多くの楽しい本と出会いたい。







2008年01月30日

私的読書ランキング2007

大学に入ってから、まともに読書を始めたのだけど、
3〜4年生に当たる昨年は、大学生活で一番本を読まなかった。
なので2006年にやった読書ランキングはやめようと思ったけど、
最近ブログ更新する気が俄然沸いてきてるので、やってみました。

ランキング対象は2007年に読んだ、初読の本のみです。
でも、販売が2007年以前のものも含めます。
卒論、レポートために読んだ本とかは、
ブログに載せてさえないので、はずしてあります。

序盤は就活、中盤は公務員勉強、終盤は卒論で、
ろくに本を読んでおらず、けっこう再読した本も多かった。
ちなみに去年のランキングがこれ→私的読書ランキング2006

上・下巻だったら2冊と考えて、読んだ本は58冊。
50を超えていたのは意外。
取り合えず、昨年読んだ初読本リスト。



1月
『花嫁化鳥』 寺山修司
『ぼくと未来屋の夏』 はねやまかおる
『冒険入りタイム・カプセル』 赤川次郎
『図書館の神様』 瀬尾まいこ
『緋色の習作(研究)』 アーサー・コナン・ドイル
『裏切り SVEK』 カーリン・アルヴテーゲン
『幸福な食卓』 瀬尾まいこ
『太陽の塔』 森見登美彦

2月
『涼宮ハルヒの憤慨』 谷川流
『フィッシュストーリー』 伊坂幸太郎
『四つのサイン(著名)』 アーサー・コナン・ドイル
『走れメロス』 太宰治
『まほろ駅前多田便利軒』 三浦しをん
『空を見上げる 古い歌を口ずさむPulp-town fiction』 小路幸也
『東京バンドワゴン』 小路幸也

3月
『高く遠く空へ歌ううた Pulp town-fiction』 小路幸也
『LOVE』 古川日出男
『HEARTBEAT』 小路幸也
『新釈 走れメロス 他四篇』 森見登美彦
『シュレーディンガーの猫―パラドックスを生きる』 小倉千加子
『羅生門・鼻』 芥川龍之介
『ホームタウン』 小路幸也

4月
『レインツリーの国』 有川 浩

5月
『盗作(上・下)』 飯田譲治 梓 河人
『東京公園』 小路幸也
『四畳半神話大系』 森見登美彦
『ZOO(1)』 乙一
『ZOO(2)』 乙一

6月
『配達あかずきん』 大崎梢
『Q.O.L』 小路幸也
『失はれる物語』 乙一
『できればムカつかずに生きたい』 田口ランディ
『失われた町』 三崎亜記

7月
『14歳』 千原ジュニア
『そこへ届くのは僕たちの声』 小路幸也
『さよなら妖精』 米澤穂信
『守護天使』 上村佑
『シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン』 小路幸也

8月
『酸素は鏡に映らない』  上遠野 浩平
『フィンガーボウルの話のつづき』 吉田篤弘
『イレギュラー』 三羽省吾
『晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)』 大崎梢
『サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ』 大崎 梢

9月
『ビーナスブレンド』 麻生哲郎
『図書館内乱』 有川 浩
『対話篇』 金城 一紀


10月
『作者不詳  ミステリ作家の読む本』 三津田信三
『有頂天家族』 森見登美彦
『この一冊で日本の神話と世界の神話が面白いほどわかる!』
『あかんべえ(上・下)』 宮部みゆき
『図書館危機』 有川浩
『塩の街』 有川 浩

11月
『三谷幸喜のありふれた生活 4 冷や汗の向こう側』 三谷幸喜
『模倣犯 (上・下)』 宮部みゆき
『金子達仁 ベストセレクションU「伝説」』 金子達仁

12月
なし

ホームズの2作は面白いけど、小さい頃、児童向けで読んだので
ランキング入れてません。
あと、知識本みたいのはおもしろいのだけど、
小説とかと別のおもしろさなので入れませんでした。




10位『配達あかずきん』 大崎梢

書店でアルバイトしてる身としては、はずせない。
ミステリーとしての面白みと、
書店員としてのあるあるネタが絶妙でした。


9位『失はれる物語』 乙一

「しあわせは子猫のかたち」がとても好きです。
乙一さんや森美さんもだけど、人の妄想であるようなことを
文体化してくれることが、好きです。


8位『花嫁化鳥』 寺山修司

知識本っぽい内容だけど、物語調で流れるし、
エッセイに当たるだろうこの作品。
色々な要素が混じりあって、かなり魅かれました。


7位『幸福な食卓』 瀬尾まいこ

映画化もしましたね、観てはいないのですが。
こういう形の幸福もあるのだと、しみじみ。
家族が大事だってことは、知っておかないとやばいですね。


6位『東京バンドワゴン』 小路幸也

ほのぼのとしていて、人情味溢れるホームドラマ。
ある意味で、理想な家族です。
四世代大家族バンザイ。


5位『空を見上げる 古い歌を口ずさむPulp-town fiction』 小路幸也

子供の冒険が好きです。
子供の小さな体から、目一杯振り絞る勇気が好きです。
現代からすると、御伽の国のパルプタウンの物語。


4位『模倣犯 (上・下)』 宮部みゆき

小説でと考えるならたぶん1位。物語への誘いの強さがハンパなかった。
でも物語でとすると、次から挙げる3つの方が好きかなと。
そう言うけど、物語としても傑作です。


3位『さよなら妖精』 米澤穂信

哲学的意味がありますか?
思い浮かべるのは、そう語る少女のことばかり。
読了後の余韻が忘れられない、作品でした。


2位『あかんべえ(上・下)』 宮部みゆき

人情+ファンタジー+ミステリ。
優しく純真な心の持ち主は、とても魅力的です。
今、読みたい新潮文庫2008年の1位に選ばれた時、とてもうれしかった。


1位『フィンガーボウルの話のつづき』 吉田篤弘

ビートルズのホワイトアルバムで繋がる16+1の物語。
世界の果てまであと、どのくらい―
クラフト・エヴィング商會の作者の終りなきお話。
読んでいて、ほっとする、ひと時を貰えました。





とまあ、こういった形に落ち着きました。
森美登美彦さんや、有川浩さんの作品なんかも入れたくて
悩んだし、他にも好きな作品がたくさん。
やっぱり選ぶのは難しい。






2007年01月03日

私的読書ランキング2006

2005年は、やろうかと思うなんてブログに書いててやってなかったので
2006年バージョンは、2007年の今になってやります。

ランキング対象は2006年に読んだ、初読の本のみです。
でも、販売が2006年以前のものも含めます。
今年読んだ本は、82冊。ただし、上・下巻だったら2冊と考えて。
読んだ本をブログに残していたので、把握しやすくて良いですね〜
ブログには77冊ですが、読み途中の『真田太平記(全12巻)』
が5巻まで読み終わってますので、それをいれて82冊。
100冊には、届かなかったか……残念。
映画では、数が少なかったのでベスト5だけど、
本では、あまりに削るのが惜しい本が多すぎなため、ベスト10で!

まあ、正月ということでおもしろそうなテレビがたくさんやっているので
テレビを見ながらでも、今年読んだ本を、まず挙げておきます。

1月 『疾走(上・下)』 重松清
   『白夜行』東野圭吾
   『幻夜』 東野圭吾
   『伊豆の踊り子』 川端康成
   『レヴォリューションNo.3』 金城一紀
   『変身』 カフカ
  
2月 『容疑者Xの献身』 東野圭吾
  
3月 『海辺のカフカ(上・下)』 村上春樹
   『テーブルの上のファーブル』 クラフト・エヴィング商會
   『ダ・ヴィンチ・コード(上・中・下)』ダン・ブラウン

4月 『絡新婦の理』 京極夏彦
   『終末のフール』 伊坂幸太郎
   『塗仏の宴 宴の支度』 京極夏彦
   『オルフェの方舟―ブギーポップ・イントレランス 』 上遠野浩平
   『塗仏の宴 宴の始末』 京極夏彦
   『すぐそこにの遠い場所』 クラフト・エヴィング商會

5月 『パラドックス学園  開かれた密室』 鯨 統一郎
   『陰日向に咲く』 劇団ひとり
   『まる子だった』 さくらももこ
   『陽気なギャングの日常と襲撃』 伊坂幸太郎
  
6月 『ねじまき鳥クロニクル(1〜3)』 村上春樹
   『風の歌を聴け』 村上春樹
   『似非エルサレム記』 浅暮三文
   『悪夢はダブルでやってくる』 浅暮三文
   『東京タワー 』 リリー・フランキー
  『カカシの夏休み』 重松清

7月 『アフターダーク』 村上春樹
   『LOVE&FREE―世界の路上に落ちていた言葉』 高橋歩
   『図書館戦争』 有川 浩
  
8月 『アナ・トレントの鞄』 クラフトエヴィング商會
   『涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流
   『4コマ哲学教室』 南部ヤスヒロ+相原コージ
   『涼宮ハルヒの溜息』 谷川流
   『幻想図書館』 寺山修司
   『涼宮ハルヒの退屈』 谷川流

9月 『燃えよ剣(上・下)』 司馬遼太郎
   『サマー/タイム/トラベラー(1・2)』 新城カズマ
   『涼宮ハルヒの消失』 谷川流
   『涼宮ハルヒの暴走』 谷川流
   『鈴宮ハルヒの動揺』 谷川流
   『涼宮ハルヒの陰謀』 谷川流
   『キャッチャー・イン・ザ・ライ』 J.Dサリンジャー
   『オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える』木村元彦ー
   『ブックショップはワンダーランド』 永江朗 

10月『心理学って役に立つんですか?』 伊藤進
   『お茶は世界をかけめぐる』 高宇 政光
   『八月の路上に捨てる』 伊藤たかみ
   『竜馬がゆく (1〜8)』 司馬遼太郎

11月『となり町戦争』 三崎亜紀
   『憧れのまほうつかい』 さくらももこ
   『神様のサイコロ』 柳川時夫
   『日々の非常口』 アーサー・ビナード
   『厭世フレーバー』 三羽省吾
   『グレート・ギャツビー』 スコット・フィッツジェラルド
   『QED〜ventus〜熊野の残照』 高田崇史
   
12月『厭魅の如き憑くもの』 三津田信三
   『きつねのはなし』 森見登美彦
   『夜に猫が身をひそめるところ Think』 吉田音
   『世界でいちばん幸せな屋上 Bolero』 吉田音
   『風に舞いあがるビニールシート』 森絵都
   『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦
   『21世紀を生きる君たちへ』 司馬遼太郎
   『真田太平記 1〜5まで(全12巻)』 池波正太郎



10位 憧れのまほうつかい』 さくらももこ

好きなことに、純粋に貪欲にのめり込むということ。
さくらももこという人柄が、よく表れていておもしろかったです。


9位 テーブルの上のファーブル』 クラフト・エヴィング商會

人間の思考というものの、果てしない可能性を感じました。
テーブルの上で行われる空論からの、限りない夢物語と現実の話。
さすがデザイナーさんだけあって、イラストや写真もお洒落です。


8位 サマー/タイム/トラベラー,1・2巻』 新城カズマ

僕は、SFという未来への可能性を抱かせるものが好きで、
未来へのハッピーな夢が見えないSFでも、絶対的なヒーローがいなくても
このSF小説は、とてもおもしろくて、楽しくて、せつなくて、
ジュブナイルでミステリーで、そしてSFとしか言いようのない話でした。


7位東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』リリー・フランキー

流行なんかには、乗り遅れっぱなしの僕ですが、今回は流れに乗りました。
そんなことはさておいて、とても良い話でした。
深い親子の絆には、何度も目頭を熱くさせました。


6位 夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦

この小説の世界観大好きです。
自称、物語の路傍の石ころで、万年床という
男の子の迷走っぷりに笑えて、胸がキュンとなります。


5位 陰日向に咲く』 劇団ひとり

まさか、まさかの5位です。
自分の中で、こんなに上にくるとは思いもしなかったです。
だけど、すごい印象に残っているし、楽しかったし、
ものすごく上手くまとめられていて、関心しました。


4位 世界でいちばん幸せな屋上 Bolero』 吉田音

素晴らしい読書タイムを味わえた本でした。
クラフト・エヴィング商會プレゼンツ。
温かい気持ちになれる、お話でした。


3位 海辺のカフカ』 村上春樹

メタファーという言葉ばかり頭に残っている気がしないでもないですが、
お見事、さすが、でも何故?と考えさせられる話でした。
だけど、それがすんごいおもしろくて僕は好きです。


2位 絡新婦の理』 京極夏彦

言葉の魔術にがんじがらめにされました。
こういう本を読むと、言霊ってものを信じられてしまう気がします。
とにかく、スゴイとしか言いようのない話でした。


1位 竜馬がゆく,1〜8巻』  司馬遼太郎

相当悩みましたが、1位はこの竜馬で。
そこしれないエネルギーを感じました。
かつて存在した龍馬という人を、
竜馬というみずみずしい魅力溢れる人物として、
幕末の動乱を跳ぶが如く駆け抜けた歴史であり、青春の話でした。
今の世の中でも竜馬が愛される理由が、
この本には詰め込んでありました。

2007年01月01日

私的映画ランキング2006

皆様、新年あけましておめでとうございます。
このブログも、なんとか続いております。
稚拙すぎる文章ですが、今年もよろしくお願いいたします。

という、新年そうそうの挨拶ですが、
そういえば、去年いや、2年前に
独断と偏見の映画ランキングなどやっていました。
ホントなら年末にやるはずでしたが、
普通に忘れていたので、今やります。
去年同様、映画館で見たものだけです。
去年のものはこちら→私的映画ランキング2005
DVDを入れないのは、決してめんどくさいからではないですよ。


今年は、去年より大幅に観た映画が減っていたし
といのも個人的に今年は、去年よりおもしろかったと思う映画が
少なかったからです、一生懸命作った方々スイマセン。
まあ、独断と偏見かつ、観たものが少なかったので。


5位  玲玲の電影日記

「ニューシネマパラダイス」という映画が
この世に存在していなければ、
もっと上位だったかもしれないが、良い映画でした。
そういえば、中国映画をスクリーンで見たのは初めてです。
アクション以外の中国映画を観たのも初めてかもしれません。
今、こうしてこの映画を振り返ると
映画って素晴らしいって、改めて感じました。
今年は、もっとたくさん映画を観ようと感じます。
おっきなスクリーンで。


4位   シムソンズ

もちろん映画も、シンプルでわかりやすくて
共感しやすいというのもあるけど
JUDY AND MARYの楽曲ですね。
自分の中のランクを高めたものは。
若さ弾ける、みずみずしい魅力を感じました。
カーリングブームは、しぼみがちだけど
その時感じた、感動は嘘ではない。
映画を思い返すたびに、そう感じます。


3位   UDON

今回の3位〜1位は、どれも同じくらい良くてとても悩みました。
なので、3位ということになってるけど1位でも良いくらいです。
うどんの魅力溢れる、素晴らしいエンターテイメント映画でした。
楽しくて、楽しくて、美味しそう、ということばかり頭に残っています。
映画として一級品かどうかということをさて置いても、
観てる時は、それを思い浮かべることもないくらい
自分は好きって感じる映画でした。


2位   木更津キャッツアイ ワールドシリーズ

この映画が好きなのは、完全に思い入れです。
長い時間がかかって、ようやく完結した僕の青春の1ページ。
物語りも、完結にふさわしく感動的であり
この作品の良さのコメディの要素のノリの良さも健在で
とても満足できた映画でした。
そして、成長する、大人になるってことを強く感じさせられました。
ファンで良かった、ばいばいキャッツアイ。


1位  かもめ食堂

これが一位ということにしておきます。
今回は前回以上に、邦画が勢い良くて、好きなものが多かったけど
その邦画の中で、ひときわ毛並みが違って印象深い映画でした。
コレが一位になったというのも、そこの所が要因です。
こんな日常が、とても愛くるしい。
不思議で素敵な映画でした。

2006年05月24日

「街〜運命の交差点〜」

PS one Books 街~運命の交差点~ サウンドノベル・エボリューション3 街~運命の交差点~ サウンドノベル・エボリューション3

ここのブログをよく読んでいる人がもしいたならば、
僕が群像劇が好きなことを知っているかもしれない。
僕は、群像劇が好きだ。
群像劇といえば、マグノリアや、漫画の人間交差点。
そして最近では、伊坂作品や、有頂天ホテルもそうだった。
マグノリアは、あんまり好きじゃないけど。

そんな群像劇を好きになるきっかけを作ったのが、このゲーム。
それ以降、群像劇を見ると、人間が愛しくさえ思える。 
全てがバラバラな人物たちが、織り成す一つのドラマ。

個人的にこれ以上の群像ドラマは無いとさえ思える。
ゲームだからこそできる。
ゲームだからと侮ってはいけない。
若かりし時の、窪塚洋介、北陽の伊藤さおり、ダンカンなんかも出ている。

主人公は8人とあるけど、主人公は8人じゃない。
あえて言うなら、舞台となる渋谷の街こそが主人公かもしれない。
このゲームをやると、そこに生きる一人一人が、
主役として生きていることを自覚できる。
共通していることは、その街で生きているということ。
舞台の渋谷の街は、主役の場であり、媒体でもある。

最近PSPでリメイクされたので、久しぶりにこのゲームを思い出した。
リメイク版もやりたいけど、PSPは持っていないので断念。
ストーリーとしては、世にも奇妙な物語風なものが多い。
泣かせる話や、コメディ、恋愛も揃っている。

忘れられないゲーム。
だけど、忘れたいゲーム。
忘れられれば、もう一度真っ白な状態で楽しめるから。
チンチコーレが忘れられない。

2005年12月31日

私的映画ランキング、ワースト編

今年は車購入もあり、移動範囲が大幅に増えたこともあり、
映画を良く見たものの、通常ゆっくり吟味して決めていたのに
適当におもしろそうなのを観ていたら、がっかりしたのも多い。
ということでワースト5です!!

5位  エリザベスタウン

おもしろくないわけではないけど、
観る前の期待値が高かすぎたので5位に。
他にもっとつまらない映画多かったけど、あえてこれを。

どこをメインにやりたいのか、さっぱりわからなかった。
ロードムービーやりたいなら、もっとそこを、長くしてくれよ。
オーランド・ブルームとキルスティン・ダンストの
ファンなら必見でしょうが。

個人的には、好きですよ。
もう一度観てもいいと思うくらい。
だけど、もっと上手くつくれたんじゃないかって、
どうしても思ってしまう。


4位  カスタムメイド 10.30

映画とドキュメンタリー。
奥田民生は、映画に参加したというより
単に、撮っていた映像を映画に組み込まれただけ。
もっと、絡んで欲しかった。

ところどころおもしろかったけど、大してまた観たいとも思えない。
観たいとしたら、ライブ映像のとこで
それなら音楽のDVDを借りればいいという話で……
映画館で観たから、ライブシーンも盛り上がるけど
自宅で観たらどうかな〜と。
しかも、うちは未だ旧式のテレビ、しかもモノラルだし。

木村カエラと西門えりかが、可愛くて、民生さんの歌が良かった。
それくらいの印象しかない。天使とかもいたんだけどね。
あとじゃけんの〜という広島弁くらいかな、残るのは。

3位  タッチ

原作ぬきで見れば、それなりに楽しめただろうけど、
観に来る人は、原作知ってるでしょ……たぶん。
長澤まさみは、一番好きと言ってもいい女優。
この映画でも、めちゃくちゃ可愛い。
しっかり演技してる。
だけど、これだけは、納得いかない映画。

斉藤兄弟も、はまり役だと思うけど、
なぜだろう、評価できない。
僕が、原作にこだわりすぎているからが理由だけど。
納得いかないものは、納得いかない。


2位  ザ・リング2

リングの怖さってなんだろう?と首をかしげてしまう。
正直鹿のシーンが一番怖かったですよ。
登場人物の役割も意味不明な人が多いし。
たぶん3は観ない。
ナオミ・ワッツが再び脱いでも、観にいかない。
あの大画面で観ても、怖くないホラー映画って……

1位  フォーガットン

今年最大の予告倒れ映画。
実は、来年にやるフライト・プランからも同じ臭いがしますが、
そっちは、こんなことが無いように期待。
DVDでもう一つのラストがあるらしいですが、もう観たくもないです。
ギャグ映画としてなら観れるかもしれないけど。

正直もう、びゅーん!のシーンしか頭に残ってないです。
実はそこ、ある意味ザ・リング2のどの場面より怖かったです。
もう、なんだろこれ?って気分。
途中から、かなり感づいてはいたけど、こんな風に話を持っていくとは……
本気でサスペンスだと思い観ていたので、ガッカリ。

私的映画ランキング2005

DVDは、除いて映画館で観たものでのランキングです。
DVD入れたら、けっこう変わるし、
映画館で観るとやっぱり、違いますからね。映画って。
昨年ゴッドファーザーを映画館で観たときの興奮ってきたら……
ランキングといっても30〜40くらいしか観てないので。
けっこう微妙です。

では、独断と偏見のベスト5!!!

5位  シン・シティ

ほぼ漫画なんですが、かっこいい!男臭い!
女性には、きつそうですが好きな映画。
ハードボイルド的です。

実は、5位が一番悩んだんですよね。
サマータイムマシン・ブルースエターナル・サンシャイン炎のメモリアルあたりと。
キャストも豪華で、色々な話を楽しめたし。
3つのストリーだけど、一応リンクもしてますしね。
群像劇が好きなんですよ。
そういう意味では。「有頂天ホテル」が楽しみ。
なんか、他の映画の宣伝みたいになっちゃたな。


4位  ミリオンダラー・ベイビー

モ・クシュラですね。モ・クシュラ
いい意味で裏切られた作品。
イーストウッドとモーガン・フリーマンだけでもお腹一杯なのに
ヒラリー・スワンクという上玉まで入ってきて、満足感一杯です。

ボクシングシーンの爽快感と、その後の重たい感じと。
序盤から中盤のシーンが無ければ、ひたすら重たい映画。
後半だけだったら、たぶん好きになれなかった。
イーストウッドとしては、
たぶん後半のテーマを掲げたかったんだろうけど。
やっぱりどんな話も、幸せな部分がなければ、
重たいテーマは、扱いづらいかな。


3位  スターウォーズエピソードV/シスの復讐

なんだかんだ、おもしろいですよ。
最初から最後まで見せ場の連続。
スターウォーズサーガの締めくくりに相応しい。
アナキンとオビワンの対決は、興奮しっぱなしだった。
これがダースベイダーに、ルークに続くと思うとね……

ダースベイダーの誕生は、感慨深かった。
長く続いているからこその。

わかっているとはいえ、あんまりにもみんながバタバタ死んでいくには
少しどうかと思うけど。戦争ってこういうものなんだよな〜


2位  蝉しぐれ

むくわれないものって絶対ある。
それでも、気高く生き続ける姿って……

それにしても、ふかわりょうが、あんなに良いとは思わなかったな〜
キャスト見て、これだけで観るのやめようと思ってたのに。
映像も日本的で綺麗。
SAYURIのような日本背景とは違うんだよな。
上手言えないけど、静けさとか、「さらさら」とか「ひらひら」とか
日本語でしかないような感じ。わび、さびと言うべきか。

20年も思い続けるって無理、無理とか思っちゃうけど、
これだけ思い続ける強さが欲しいな〜
でも、無理だとわかったら、たぶん自分は、あきらめそう。

一青窈のかざぐるまがエンディングで流れたら
たぶん一位にしてました。

ただ遠くはなれても 君が笑うため どこ吹いた風だった文四郎の
誇るべき人生でした。


1位  ALWAYS 三丁目の夕日

いつになっても夕日は綺麗なんだ!!
変わらないものは、あるんだよって言ってくれているような気がした。
どんなものだって、年月が経てば変わるのが当たり前。
この昭和の町並みだって、もうほとんど残ってない。
それでも、まだこの時代生まれていていない僕の中に
この町並みが刷り込まれて、変わらずにある。
なんで、懐かしいと感じるんだろう。

ともあれ、これが今年のベスト1です。
ベッタベタだけど、泣けるんです。
懐かしいんです。
優しくなれる気がするんです。
賞も、総なめするのもわかる気がする。
今年は邦画を本当によく見たし、邦画の年だなってこの一本を観て
改めて思いました。






「あいうえお」で映画表

暇なので、あいうえお順に好きな映画を綴ることに。
自分の観た、好きな映画表です!!



「あ」  アイデンティティ  
「い」  E.T.
「う」  ウォーターボーイズ 
「え」  エイリアン2
「お」  ALLWAYS 三丁目の夕日
「か」  風とともに去りぬ
「き」  菊次郎の夏
「く」  クレイマークレイマー
「け」  ゲロッパ!
「こ」  ゴッドファーザーPart1
「さ」  サウンド・オブ・ミュージック
「し」  ショーシャンクの空に
「す」  スタンド・バイ・ミー
「せ」  蝉しぐれ
「そ」
「た」  ダンサー・イン・ザ・ダーク
「ち」  チャップリンの独裁者
「つ」  
「て」  天空の城ラピュタ
「と」  時計じかけのオレンジ
「な」
「に」  ニューシネマパラダイス
「ぬ」
「ね」
「の」  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア
「は」  パッチギ!
「ひ」  ピノキオ
「ふ」  プライベートライアン
「へ」  ペイチェック 消された記憶
「ほ」  ホテルビーナス
「ま」  マルコビッチの穴
「み」  壬生義士伝
「む」  
「め」  メン・イン・ブラック
「も」   燃えよドラゴン
「や」
「ゆ」
「よ」  
「ら」  ライフ・イズ・ビューティフル
「り」  竜馬の妻とその夫と愛人
「る」  ルパン三世 カリオストロの城
「れ」  レイダース/失われたアーク<<聖櫃>>
「ろ」  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
「わ」  罠(私立探偵濱マイクシリーズ)


今改めて観るとあんまりっ…ていうのもあるけど、
当時熱中していたということで選んだものも。
詰め込めば、全部埋めれることが出来たけど、
そこまでおもしろくない作品を載せるのは、どうかと思ったので、
空欄けっこうありますね。

逆に、「す」「は」なんか好きな映画が多くて悩みました。
かなり悩んだ末に、諦めたのは

「アラジン」「オーロラの彼方に」「隠し剣 鬼の爪」
「ギルバート・グレイプ」「スターウォーズ/ジェダイの帰還」
「ストレイト・ストーリー」「スワロウテイル」
「ターミネーターU」「となりのトトロ」
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「バトルロワイヤル」
「パルプフィクション」「バットマン」「フォレストガンプ 一期一会」
「魔女の宅急便」「火垂るの墓」「みんなの家」
「ミリオンダラー・ベイビー」「ロッキー」

なんか多くなりすぎた……
一応、ピノキオやペイチェックも入れたんですが、これも正直微妙。
まあ、いいかって感じです。
それにしても、振り返るとかなり悩むな〜