2005年11月10日

『狂骨の夢』 京極夏彦

狂骨の夢  狂骨の夢


「この世には不思議なことなど何もないのだよ」シリーズ第三弾

相変わらず、慣れるまで大変だけど、200Pくらいまで読み進めれば、
麻薬のようにページをめくる手が止まらなくなる、京極堂シリーズ。
今回は、心理学と、宗教がメインです。

今回は講談社ノベルス版を読みました。はい、577ページありますよ。
もうすっかり、妖怪小説と言うより、推理小説という感じがピッタリ。
なんか段々、妖怪のテイストが薄れてきている気がする。
タイトルだけ見れば、完全妖怪物なのにね。
僕は、結構心理学好きで、大学でも、
率先して授業受けているので、おもしろい。
京極さんは、知識人ですね。
毎回色々なテーマを扱い、小説内の物語を進行させながら、
詳しい解説をする。
毎回何故か、読み終わるたびに、何かを得た気になる。

話の方は、最初もしかして……と思っていたことが、
だんだん読んでいくたびに、いや、違うなと思ってたら、
やっぱり最後は、そうだったんかい!と、どんでん返し。
まあ、詳しくは読んでみてください。
これは、読まず嫌いがありそうですけど、はまりますよ。
京極堂の言葉を借りると、
この世におもしろくない本などない、
どんな本でもおもしろいのだ
関口の出番が減ってきているけど、次の『鉄鼠の檻』はどうだろう。
なんか、また魅力的なキャラが出てきたからな〜
とりあえず、伊佐間さんは、また出演予想。
ちなみに、本の裏には、水木しげるさんの推薦書つき。
でも、今回は妖怪の呪いというより、
宗教による狂信という呪いな感じだったけど。
posted by kakasi at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 「京極夏彦」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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