2005年09月10日

『姑獲鳥の夏』 京極夏彦

姑獲鳥(うぶめ)の夏 姑獲鳥(うぶめ)の夏

お盆に実家に帰ったとき、家にあったので借りてきた本。
じっくり、じっくり読んできて、昨日いっきに読み終えました。
すごい物語に引き込まれました。
長い小説だけど半分近くまで読んだら、
ページをめくる手が止まらなくなる。
この世には不思議なことなど何もないのだよ

謎解きは、緻密というよりご都合主義というか……
だけど、そんなこと抜きにしておもしろいのだ!
物語はもちろん、人間の知覚や、量子力学、
ちょこっとだけどバタフライ効果などカオス理論もあり、
そして京極夏彦の代名詞、「妖怪」
色々な要素が詰まった、すばらしいミステリー!
まだ、この京極堂のシリーズはたくさん出てるので楽しみだ。


そういえばバタフライ効果といえば、
来月出るDVDの「バラフライ・エフェクト」
映画の方が、近くで公開せず見れなかったので、購入が楽しみ。
量子力学は、あんまり詳しくないけど
「シュレーディンガーの猫」とか知ってるな。
関係ないけど「街」というゲームで
「シュレーディンガーの手」ってのもあったな〜ダンカンが主人公で。


このシリーズは、個性豊かな登場人物が出るの好きな理由。
やはり、キャラが立っていると読んでいくうえで、わかりやすい。
長編なので、感情移入もしやすい。
関口だけは、よくわからにけど、
なんとなく優しい人物ということはわかる。
というか、周りのキャラが立ちすぎ。


ミステリーも謎さえ解ければ、不思議なことなど何もない。
そこには動機があり、トリックがある…ない時もあるけど。
でも、謎はあったほうがおもしろい。
だから、小説も日常も、少し不思議な方が僕は好きだ。



とまあ、妖怪大好きな京極さんの関わっている映画「妖怪大戦争」でも出てた
小豆洗いが、今テレビのめちゃイケで出ている。
この「妖怪大戦争」は見たので、ちょっとうれしい。
見てたときは、岡村とは気付かなかったが、
しっかり見ると、やはり岡村だ。
妖怪は、子どもにしか見えないとよく聞くが、
大人になっても見てみたいものだ。
まあ、見えたことはないが…
見えないけど存在はしてると思いたい。
めちゃイケの最後のシーンを見て、ああ映画にもあったな〜と思ってたら、
しっかり矢部が突っ込んできた。さすが!





posted by kakasi at 21:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 「京極夏彦」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
つい最近、京極さんの「怪しの世界」にハマりはじめた者です。
「うぶめ」はまだ読んでいないのですが、そうですか、やっぱりオススメなんですね。
仕事終わったら、書店へ走ります!
突然、失礼しました。
Posted by kyoron at 2005年09月11日 15:12
どうもはじめまして。
「うぶめ」は、最初なかなか慣れないかもしれませんが、ある程度まで読めれば大丈夫でしょう。
ちなみに僕は今、京極さんの「魍魎の匣」を読んでます。長いです。1000ページある……
Posted by kakasi at 2005年09月11日 16:28
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