2007年10月30日

『塩の街』 有川 浩

塩の街 塩の街


昔に、同作者のデビュー作として
電撃文庫で出されていたものの、増改訂版でハードカバー。
文庫版は読んでいないので、
よくわからないが、リメイクみたいなもの?
その文庫に関しては、本屋のバイトしてたころ、
仕入れてみたのに、他のパートさんに、
あっさり返品されてしまったという、過去のあるkakasiです。

塩の街とは、なんとファンタジーな香りの漂う。
電撃文庫らしい、キャッチーで魅かれるタイトル。
物語の大筋も、塩味の効いた、ピリっとする物語。
でも、甘いラブストーリーでもあるという甘辛さ。

僕としては、ラブストーリもいいけれど、人との出会いが印象的。
その場限りの出会いも、ずっと関係が続く出会いも、
それぞれの出会いが、人の心に強く残っている。
人間が、塩の結晶に変わってしまう「塩害」に見舞われる、
人が簡単に亡くなってしまう世界だからこそ、
小さな出会いが、人との関わりが強く心に残った。

そして、出会いによる成長。
悲惨な世の中でも、強い意志を持つということ。
人を愛するということ。
笑い合えているということ。
幾多の困難は、人を強く成長させていく。
できれば、困難なんてないほうが楽に暮らせていいのだけど、
そう言ってばかりもいられないなぁと、最近よく思う。
でも、平和が一番です。
posted by kakasi at 20:23 | Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 作家別 「あ行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ。
この作品を読んだ後、かなり浸ってしまいましたね^^
女の子にはたまらない作品です^m^
恋愛も素敵ですが、人との出会いが印象的でしたよね。
大好きな作品です。
文庫版は持っていますが、まだ読んでいないんです。
若干変更されている所があるとのことなので、気になってます。
Posted by 苗坊 at 2007年10月31日 22:30
苗坊さん、こんばんわ。
コメント遅くなりました。

確かに浸ってしまいますね。
スケールの大きい舞台での恋愛は、
運命的で物語って言葉がぴったりときます。
Posted by kakasi at 2007年11月05日 22:12
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