2007年06月04日

『配達あかずきん』 大崎梢

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア) 配達あかずきん

元書店員が描く、書店ミステリーだということ。
バイトとはいえ、元書店員としてはとびつく魅力が充分すぎた。
読んでいると、バイトしてたころを思い出す。
あるある、的なこともそこかしこに。
人殺しとか、そういうミステリーではないけど、
ちゃんとミステリーしてて、上手い具合に書店が絡んでいる。

そして本編と同じくらいといったら、いけないけれど
あとがきの「書店のことは書店員に聞け」
という本編の内容も交えた対談も、すごいおもしろかった。
似たような出来事や愚痴を、僕も聞いた気がしてならない。
そしてそれは、本編にも言えることで、
書店の人の心を、みごとに掴んでいて、
書店の人で無い人にも、こんなことしてるんだよって、
こんな苦労や、楽しみもあるんだよって、伝えられていると思った。

普通にミステリーとしても読んでもいいし、
人物のドラマでも良し、書店の裏事情を知るのでも良し、
一冊で二度も三度も美味しいという本だった。
posted by kakasi at 08:09 | Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 作家別 「あ行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんわ^^
面白いですよね〜。
本好きにはたまらない作品でした。
書店の裏側も、ちょっと垣間見えましたし^^
最後の対談も面白かったですよね。
いろんな苦労もあるんですよね、やっぱり。
Posted by 苗坊 at 2007年06月04日 19:59
苗坊さん、こんばんは^^
苦労も多そうですけど、その苦労もちょっとおもしろく読ませてもらえました。
きっと作者は、書店が大好きだったんだろうな〜って。
Posted by kakasi at 2007年06月07日 00:10
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配達あかずきん 大崎梢
Excerpt: 配達あかずきん オススメ! 「パンダは囁く」 駅前のビル、6回にある書店「成風堂」で杏子は社員として働いている。 店員ということで、小さなヒントで本を求めるお客様もやってくる。 寝たきりの老..
Weblog: 苗坊の読書日記
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