2005年06月11日

「罪 SKULD」カーリン・アルヴテーゲン

罪 罪 SKULD


今まで、海外の小説って一日で読み終えたこと無かったけど、
この本は、初めて一日で読み終えました。
気になって、授業中とかにも読んでしまった。


友情と復讐と心の病。これが印象に残る3つでした。
出たばかりの本なので、ネタバレしないようにいきますかな。
作者は、スウェーデンの作家さんです。カーリン・アルヴテーゲン、
この『罪』はデビュー作なのです。
この後、評価を得ることになる『喪失』で
広く知られるようになったそうです。
こっちの『喪失』は、もうすでに単行本化されているようですので、
今度読んでみようと。


あらすじを言うと、
自分に自信が無く、どちらかというと内気で、幼い頃に父親を亡くし、
母親にあまり愛されておらず、出来の良い姉にコンプレックスのある、
最近、経理課の横領で2000万円もの負債を抱えた、
ペーターという主人公。
見知らぬ女から無理やり届け物をするよう以来され、
しぶしぶ、届け物を届けたが、その中身は、人の足の指、
へんな事件にまきこまれた、哀れペーター。
その見知らぬ女に嫌がらせを受けていた社長に、
女の顔を知る君に、借金を返済してやるから、
探偵役をやってくれと依頼される。


というのが、あらすじ。
まあ、うまくいくわけもありませんな。
社長だけじゃなく、ペーターもその女の嫌がらせの対象に。
それには、かなり深〜いわけが。


復讐する女って怖いです。
サイコ・スリラーかよ!って思う描写もありました。
お忘れなく、ミステリーです。ミステリー。


孤独は、嫌なものです。人を信じられないことは、悲しいことです。
しかし、そういう出来事が世の中に、たくさんあります。
それでも、人と繋がっているということは良いものだ。
そういうことを、感じる小説でした。



posted by kakasi at 13:53 | Comment(2) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「海外」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうそう。最後には年齢も社会的な立場も全く違う2人の男性の、おっと、バレてしまうところでした(笑)
とにかく、いい話ですよね? 今、1月に出てつんどく状態だった満開の栗の木』があと少しです。
Posted by カーリン・サポーター at 2013年06月04日 05:32
どうも、コメントありがとうございます。

『満開の栗の木』ですか。新刊ですね。
タイトルがこれまでの簡潔な感じと違って興味惹かれます。
前作の『影』が引越しとかでバタバタしてる間に積みすぎて行方不明なので探して読みたいです。
実は罪もうろ覚えですいません。でも希望があったいい話だったような。
Posted by kakasi at 2013年06月05日 00:47
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