2006年12月22日

『風に舞いあがるビニールシート』 森絵都

風に舞いあがるビニールシート風に舞いあがるビニールシート

最近は短編といっても、どこか繋がっているものばかり読んでいたし、
そういうものが僕は好きだった。
今回は、まったく繋がっていない短編集。
だけど一話一話、とても丁寧でいて、
とても凝縮されているというイメージを受けた。
6話全てが、とても満足できて満ち足りた気分になれた。

特に「守護神」「ジェネレーションX」は、かなり好き。
表題の「風に舞いあがるビニールシート」は
一番重たい話だったけど、読み終わった後は、
何故かスッキリとした爽快感。
おもしろいというのもあるけど、
とても上手に作られているということを強く思った。

よくよく思い返すと、最近は男性作家の本ばかり読んでいたからか
女性の視点というものが、やっぱり何か男と違うなとも思えた。
鮮やかではあるけど、男性の持たないような生々しい女性観を感じた。
でもやっぱり、男が主人公の上の挙げた2話が好きなんだよな。
もちろん女性が主役の話も、とても満足できたのだけど。

そういえばこの本は、直木賞ですね。
もう一つの、三浦しをんさんの本も、読んでみたいです。
posted by kakasi at 23:50 | Comment(2) | TrackBack(1) | 読書 作家別 「ま行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは〜^^TBさせていただきました。
私も「守護神」と「ジェネレーションX」が好きですね^^
「ジェネレーションX」は、森さん独特の青春小説っぽさが出ていました^^

しをんさんの作品も面白いですよ。
ぜひ、読んでみていください^^
Posted by 苗坊 at 2006年12月23日 13:16
苗坊さん、こんばんは。
森さんの作品は初読でしたけど
上手にできていて、とても気に入りました。

しをんさんも気になりますが、森さんの本も興味がわきましたね〜
Posted by kakasi at 2006年12月24日 02:22
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Weblog: 苗坊の読書日記
Tracked: 2006-12-23 13:03

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