2006年06月21日

『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』 リリー・フランキー

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン

なんと先週は、昨年の7月以来のブログ一週間連続更新でした!
ワールドカップ熱にやられたのか?
その割には、えらい映画やら本やらを読んでましたが。
ということで、また本読み終えました。
ホントは日曜に読み終えたんだけど、東京タワーです。

これは、はっきり言って小説じゃないかもしれない。
本屋大賞の作品だけど、大衆向けの話でもないかもしれない。
これはリリーさんの、母親へのラブレターであり、
ときどき父親への思いであり、家族の話。

以前、本当に書きたいものがない限り、
書かないと言ったことを聞いた覚えがあるけど、
これは、まさしく書きたかったことなんだと思う。
ある種独りよがりな文だけど、確実に僕には想いが伝わった気がした。
ということは、僕も自分の母親が好きということなんだろう。
実際、そんなこと言わないけど。絶対に。

でも、そんな思いを形にできるということは、素晴らしいことだと思う。
言わせたい奴には、言わせればいい。
それでも、その思いを本気で伝えようとしたり、
周りのことなど気にせずに、いられることはスゴイと思う。
なかなか普通じゃできない。
それは、ある意味、現在のオタク文化とかと似ている気がする。
好きなことを、好きと言える。
それは、強いとも言えるんじゃないかなと感じた。

ただいるだけで、それだけでうれしい。
そんな当たり前のことを、僕達は忘れている。
その存在が消えかけた時、また消えた時にはっきりとわかる。
その存在に気づいた時、改めて偉大さを知る。
東京タワーは時代の象徴だった。
だけど、今ではあって当たり前で、別に気にも留めないんだろう。
大きすぎる存在で、そこにあって当然のもの。
いつか本当にやってくる事。
確実に訪れることがわかっている恐怖。
ボクが一番恐れている事

子どもの頃の僕も、きっと同じだったと思う。
そして今だって、もしかしたら変わっていないかもしれない。

東京タワー。超泣けました。
この記事へのコメント
宮本輝の「二十歳の火影」、井上靖の「あすなろ物語」も自伝的な作品ですよね。

ちなみに今は岩波新書の「文化人類学への招待」を読んでいます。
Posted by penny-lane at 2006年06月21日 19:44
penny-laneさんコメントありがとう。

色々な本知ってますね〜
文化人類学は、大学で講義とってました。
でも、レヴィ=ストロースとフィールドワークくらいしか頭に残ってませんよ。
その後なぜか、民俗学関係に走りましたので。

ちなみに僕は、高校受験終わるくらいに読書に目覚めたので、上記二つは勉強不足です。今度読んでみますね。
Posted by kakasi at 2006年06月22日 00:56
こんばんわ^^
ずっと気にはなっていたのですが、読んだのは最近です。
もっと早く読んでおけばよかったな〜って言うのが、正直な感想です。
凄く良かったです。
リリーさんってば、こんなステキな作品を書けるのね!って思いました(失礼)
ドラマ、大泉洋は結構合ってるんじゃないかな〜って思って楽しみにしてましたが。
放送延期になっちゃいましたね。
残念です。
Posted by 苗坊 at 2006年07月21日 18:08
追伸です〜。
母親を思う気持ち、とても伝わってきましたね〜
お母さんの最期は感動ものでした。
お母さんを好きだと思う気持ちは大切だと思います。
好きって言う言葉では片付けられないですよね。
偉大というか、感謝してもし尽くせないですから。
母親がしてくれる事って、当たり前ではないんですよね。
それが普通だから、感謝する事も忘れてしまっている自分がいます。
ちゃんと感謝の気持ちを伝えなければ、ダメだなぁ〜^^;って思いました。
Posted by 苗坊 at 2006年07月21日 18:12
苗坊さん、こんばんわ〜
いい作品でしたね。
僕も、この記事書いたとき読んだので、つい最近です。
ブックオフで750円だったので、ついつい買ってしまいました。

母親がしてくれることって、僕も一人暮らし始めた時、ようやく気づきました。
それでも感謝の気持ちを伝えるのは、難しくて、どうしても照れくさくて言えないです。
言わないと伝わらないものなのに、もどかしいです。

ドラマは確かに残念なことになってしまいました。
だけど、僕はめちゃイケがずっと好きで、極楽とんぼというコンビも嫌いじゃなかったし、むしろ好きだったので、色々な意味で残念です。

許せないようなことだったけど、好きだったし、めちゃイケを終わらせて欲しくないし、ドラマの東京タワーも、いづれ世に出て欲しいです。

自分だけでなく、周りの大切な人のこと、身近な人を思うことって大切だと思いました。それは、この本のテーマでもあったんじゃないかと思いました。

Posted by kakasi at 2006年07月22日 01:18
東京タワーいつ放送するんでしょうね?
知ってる人教えてくださーい。
Posted by 通りすがりの人 at 2006年07月25日 22:11
shipbroken creatrix countergambit miss unintermingled macroconjugant arkansas postpericardial
<a href= http://www.advancedtier.com >Advanced Tier</a>
http://www.dyslexia-adults.com/

枯れないように水をやろう
Posted by Lars Franco at 2007年12月17日 15:57
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