2006年06月03日

『風の歌を聴け』 村上春樹

また村上春樹です。
実はこれ読む前に羊をめぐる冒険を読んでいたりするkakasiさんです。
完全に読む順番間違えてますが、気にしないでいこう。
あらゆるものは通りすぎる。
誰にもそれを捉えることはできない。
僕たちはそんな風にして生きている。

生きていれば色々な人と出会うけど、
風のように、その人たちは通りすぎていってしまう。
昔仲良かったあの子も、好きだったあの人も
いつのまにか、過ぎ去ってしまう。
そこに深く根を張ったつもりでいても、捉えることなんてできない。

人生は出会いと別れの繰り返しとは、よく言ったもの。
風のように去る、風とともに去るといった話だった。
その表面だけを風がまとわりついて、
そこだけを持ち去っていくような物語だった。

でも、考えてみれば人生なんてそんなもの。
ほとんどが、表面だけを軽くなぞっていくだけ。
そう思う僕は、やっぱり色んなことをわかってないんだなと感じた。
達観して、全ての物事をわかっていそうな人に憧れはする。
だったら、それを知る努力をするべきだと思うけど、
そんな人は疲れるだけだとも思う。
考えると、どうどう巡りになるので、これくらいで止めておこう。
僕のこんな思いも、風のように
僕の心から通りすぎていくだけなのかもしれない。


風の歌を聴け
風の歌を聴け
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村上 春樹
講談社
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おすすめ度の平均: 4.5
5 すばらしい!!
5 春樹は嫌いだけど、この作品は本当に素晴らしい!
3

posted by kakasi at 23:21 | Comment(4) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「ま行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
村上春樹の本なら、「ダンス・ダンス・ダンス」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んだ事があるpenny-laneで御座います。
Posted by penny-lane at 2006年06月18日 16:07
僕の初村上は、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」でした。

カテゴリの以前読んだおすすめ本に、記事もあるので、もしよかったらどうぞ。

今は、無くなったみたいですけど、その記事にトラバくれた人のブログで、この本はビートルズの「Eleanor Rigby 」と「Penny lane」が最高に合うって言ってましたよ。
Posted by kaaksi at 2006年06月19日 00:52
私は村上春樹氏のSF短編集「TVピープル」が最初で、次が「羊をめぐる〜」で、次が「風の歌を聴け」でした。。
それからハマってしまいほとんど読んでいます。

ちなみにBUMPも大好きです。同じですね〜^^  そろそろ新曲ORアルバムが出るとか出ないとからしいですね
Posted by ゆうあ at 2006年06月27日 23:46
ゆうあさん、コメントありがとう。
僕は、ただ今『アフターダーク』を読み途中です。今、かなりハマってます。

BUMPは、そろそろ出すのですかCDを!
個人的には、アルバムがいいですね〜
実は、シングルどれも買っていないので。
Posted by kakasi at 2006年06月28日 03:36
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