2010年01月14日

『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ

イニシエーション・ラブ (文春文庫) イニシエーション・ラブ

恋愛小説は苦手なんだけど、これは見事なミステリー。
もちろん恋愛小説としても読めるけど、
最後の2行を読むと恐怖感じるミステリーに早変わり。
読んでいく最中で感じていた違和感が、
はっきりとした回答となって返答されたことで、
やっぱりなという感じと、物語の恐ろしさが同時にやってくる。
答え合わせというわけだけでないが、
もう一度読みたくなるような話だった。

タイトルにもなっている、
イニシエーション・ラブ=通過儀礼
としての恋愛というのは印象に残る。
普通の切ない恋愛小説としても良くできたいたし、
というより、恋愛小説として面白かった。
でも、すごいところはそれだけで終わらせないところ。
恋愛はわからない。

それと、僕が静岡生まれなので、
静岡が舞台だったのがうれしかった。やっぱ静岡はいいな。
posted by kakasi at 21:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 作家別 「あ行」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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